GO TO 第59回愛媛マラソン【#13 ポイント練習なしで挑むサブ3.5】

右足の薬指を骨折して3週間が経過。「まだくっついてないから踏み込むのはNG」とのこと。ちょっと待って、踏み込みしないトレーニングしてることがバレてるんですけど。スポーツドクターになると、そのあたりは足をチェックするくらいで分かってしまうものなのでしょうか。

それはともかく、年末年始を挟むので次回のレントゲンは1月7日。そこまでは負荷の高いトレーニングはできないことになります。やるかどうかは自分次第というところもありますが、まだ強めに押すと痛みがありますし、レントゲンでもあきらかにくっついていないのでそれは無理。

愛媛マラソンは1月30日ですので、1月7日まで負荷の高いトレーニングができないとなると、もうそこからはポイント練習なし、もしくはコンディション確認のための20km走くらいがいいところ。ぐんまマラソンでサブ3.5を達成しましたので、愛媛マラソンではここ数年のベスト狙いでしたが方向転換。

目標はアスリート枠確保に切り替えます。スピードを出して失速するのではなく、きちんとサブ3.5を切ることが今回のテーマということになります。やや退屈なレースにはなってしまいますが、それはもう仕方のないことです。大事なときにケガをした自分が悪いんです。

そもそもサブ3.5だって今のコンディションを考えると、軽々と達成できる目標ではありません。体力が日に日に落ちていくことを考えると客観的に考えて、達成できない可能性のほうが高いというのが現実。下手したら愛媛マラソン直前でもまだ全力ランニングをOKしてもらえない可能性もあります。

ではこの状態で何ができるか。それはもうシンプルで筋トレと減量の2つだけ。持久力は諦めて筋力を高めて体を絞る。それがサブ3.5を達成するための唯一の方法です。ただ有酸素運動なしで体重を落とすのはかなり大変。実際にここ最近の体重は自分のベストからは程遠い感じです。

足の指を使わずにできる有酸素運動としてUberEatsの配達がありますが、他の仕事がある場合にはUberEatsをする余裕もありません。自転車を鶴巻温泉に持ってきて、こちらで1時間程度の自転車トレーニングをするという方法もありますが、ちょっと悩ましいところです。あとはプールでウォーキングをするくらいでしょうか。

もちろん食事制限も必要になります。それもいつも以上に厳しくしないといけません。でも選択肢がそれしかないのですから、やらないという道はありません。トレーニングで頑張れないなら空腹に耐えるしかやれることはないのです。ただ、耐えきればメンタル部分の強化にもなります。

マラソンは積み重ねのスポーツですから、これほど長く思い通りにトレーニングできないとなると、さすがに焦ります。愛媛マラソンでなければなんとでもなるのですが、ここだけは唯一全力を尽くす必要がある大会。そこにいい準備ができないで挑むわけですから、どうなるかは容易に想像がつきます。

もっとも逆境だからこそ楽しいというのもあります。こういう状況でもなければ、淡々と目標に向けてトレーニングを積み重ねていくだけでしたが、思わぬトラブルでハードルが一気に上がり、それに合わせてモチベーションも高まっています。こんな状況でチャレンジできる経験なんてほとんどありませんから。

幸運なことに年末年始は暴飲暴食できない環境にあり、忘年会も1つだけ。減量はとにかく我慢するだけ。それも目の前にある食事を我慢するのではなく、買わなければいいだけですのできっと2〜3kgは落とせるはず。いや、落とさなくてはいけません。本気でサブ3.5を狙うなら。

とりあえず、年明けの検査まではポイント練習はNG。足の指に負担がかからないようにLSDは入れますが、それもきちんと休みを入れながら、できるだけフラットなコースで。そして体重を落とせば、理屈の上ではサブ3.5はいけるはず。それをどこまでストイックに追求できるかが課題です。

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