台北マラソンにエントリーしました!現地でのPCR検査を回避して台湾に行く方法

10月から台湾への観光が再開され、台北マラソンに出場するかで迷っていたのですが、申し込み締切り(9月28日17時・台湾時間)の前日にエントリーしました。コロナワクチンを接種していないので、帰国前のPCR検査が必要なところがネックだったのですが、それも意外な方法でクリアになりそうです。

台北マラソン以外でも台湾に行きたい人もいると思うので、ここでは台湾でのPCR検査なしで、台湾旅行をするための方法について簡単にまとめています。もちろん台北マラソンにかける思いも含めて書いていくので、台湾に興味ない人もぜひチェックしてください。

目次

72時間前のPCR検査なら国内検査でもOK

以前少しお伝えしましたとおり、10月中旬頃から台湾への入国は制限なくできるようになります。ところが、台湾から日本への入国にハードルがあります。それがワクチンを3回以上接種していないと、PCR検査を受けてから72時間以内に台湾を出国する必要があるということ。

もちろんPCR検査の結果が陰性であることが条件です。そうなると台湾の病院でPCR検査を受ける必要があるわけですが、中国語対応になるので当然難しいわけです。それどころか台湾で陽性になったときに、かなり悩ましい問題になります。

ところが、いろいろと調べていると、どうやらPCR検査は日本国内で受けたものも有効になったのだとか。ということは、日本でPCR検査を受けて72時間以内に台湾を出国すれば、台湾国内でPCR検査を受ける必要がないわけです。

PCR検査は成田空港羽田空港でも受けることができ、検査結果も30分〜2時間程度で出してもらえます。今回のケースなら16日の夕方以降に検査を受ければ、19日の夕方まで台北に滞在できます。レースは18日ですからまったくもって問題ありません。

台北マラソンでない場合も「週末台湾」なら、この方法を使えます。本当にそんなことがあるの?と思う人もいるので、ちゃんとソースも記載しておきます。もっとも12月には日本側の条件からPCR検査が省かれる可能性もありますが。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(日本出国前に日本で取得した検査証明書の扱いについて)|外務省

PCR検査で陽性になったら空港から走って帰ろうかと

国内でPCR検査を受けるという方法の唯一の問題は、PCR検査で陽性になった場合に空港から戻る方法がないということです。原則として公共の交通機関の使用はNG。「原則として」なので別に電車で帰ればいいんですけど、まぁ迷惑はかけたくないわけです。

じゃあどうするか。成田空港でも鶴巻温泉まで126kmなので、走って帰ればいいのかなと。幸い台湾滞在時間が短いので荷物もそれほど多くありません。それはまぁネタのひとつにしたいだけなので、普通の人は空港に車を停めておくのがベストかと。

いずれにしても、国内検査を利用して短期間旅行に出かけようと考えている人は、陽性になる可能性も頭の片隅に置いておきましょう。そして、その場合に問題なく対応できるように備えておいてください。体は健康でも陽性になる可能性もありますので。

とはいえ、言葉の通じない海外でPCR検査を受けるよりは手軽ですし、何よりも海外で陽性になって帰れないというリスクを回避できます。本当は1週間くらい滞在したいんですけど、今回は行くことに意味があるので。

このタイミングで予算度外視して台湾に行く理由

正直なところ、最初は「やっぱり行けそうにないです」になるかなと思っていました。PCR検査の件もありますが飛行機も決して安くないわけです。お気に入りのLCCであるタイガーエアでも往復で5万円台。そんなお金をかけて走りに行く意味があるの?と思う人もいますよね。

言い方は悪いかもしれませんが、そういう人には「意味がない」もしくは「価値がない」になると思います。打算的になるので、あまり言いたくはないのですが、私は高額な渡航費用を払ってでも、それ以上に得られるものがあると思っています。

それは台湾で暮らす友人に対する信頼であったり、このタイミングだからこそできるであろう新しい出会いであったり。私はコロナ禍にずっと「台湾に行きたい」とFacebookで書いてきました。台湾の友人もそれを見ています。その「台湾に行きたい」が本心であったことを示すには、このタイミングで行くのが1番です。

そして、それが有言実行の男として信用につながるわけです。ここで得られる信用は、将来とんでもない大きな財産になります。やらなければ信頼の値はゼロどころかマイナスで、やればとんでもないリターンがある。こんな簡単な選択肢はありませんよね。

あとは「日本から来ました」「台湾謝謝」とランニングウェアに貼っておけば、きっとレース中にたくさんの友だちができます。文章にするとびっくりするほど打算的にしか感じられないので、これ以上は書かないでおきます。でも、台北マラソンを走ることでしか開けない未来があるのも事実です。

現状打破をするには動き出すしかない

海外旅行好きとしては、このコロナ禍はとにかく耐え続ける日々でした。今回台湾がオープンになったものの、ワクチン未接種者には高いハードルが残されています。それを理由に待つという考え方もあったのですが、未来は自分で切り開いていくものです。

海外に行けない現状打破するチャンスが目の前にあるなら、失敗してもいいから動き出すべき。たった1回しかない人生なのですから。誰もが行ける段階になってから行ったのではネタにもなりません。今回は何が起きても一生語れるネタになります。

正常化してから行く台湾と難易度の高い状態で行く台湾はまったく別物です。アメリカとの国交が回復する前にキューバに行ったのと同じような感じです。あの頃は国交が回復するなんて思ってもいませんでしたが、回復前後では見える景色、出会う人がまったく違うわけです。

今しか見れない台湾の景色があります。1人の物書きとして、台湾好きとして、それを見ないで生きていくのは耐えられないなと。あのとき行っておけば良かったなんて後悔をしないためにも、予算度外視で台湾に渡って台北マラソンを楽しんできます。

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