インターバルに「VDOT Running Calculator」を採用してみた

日曜日に取材で北渋マイルのレース体験ができることになり、1マイルを本気で走ることになったので、付け焼き刃とわかっていながら、昨日からインターバルを始めました。どちらにしても愛媛マラソンに向けて、本格始動が必要だったのできっかけとしては良かったかもしれません。

昨日の練習メニューは400m×10本のインターバル。サブ3を狙うことを前提にするので、ペースは「VDOT Running Calculator」アプリを参考に88秒設定にしています。これまではもっと速く走っていましたが、感覚だけで走っても伸びないのできちんと根拠のある数値に。

いや実際にはVDOTを測定して、そこからペースを決めるのが正しいのですが、それは今度の北渋マイルで計測するとします。とりあえず今回は体に刺激を入れるのが目的だったのでサブ3ペースを前提に88秒で設定。結果的には7本目で終了でした。

8本目に入ろうとしたところで、右足のふくらはぎがピキッとなったのでそこで終了。シーズン最初のインターバルだからそんなものですよね。徐々に体重を乗せた走りができるようになっていたので、もう少しやりたかったのですが無理は禁物。

「VDOT Running Calculator」アプリみたいな素晴らしいものが無料で使える。これってかなりすごいことです。コーチがいなくても、自分の練習メニューのペースを決めることができ、効率よくトレーニングを行えます。そして、オーバートレーニングも防げます。

私は昭和のランナーなので、練習はやればやっただけ速くなれると信じてきたタイプ。それではいけないことは頭ではわかっていますが、ついついやりすぎてしまうわけです。今回も自己流でやってしまいましたが、7本でストップになったのは明らかにオーバートレーニング。

自分の走力からきちんと正しいペースを導いて、それに適したトレーニングを行う。そこで欲を出して必要以上にスピードを上げないことが大切です。自分をコントロールできるようになるための、メンタルトレーニングでもありますね。

それに合わせて、2軸で走る感覚をインターバルに取り入れられないか、いろいろ試してもみました。これはまだ上手くいきませんが、最初の数歩はしっかりと地面を押せているので、自分の走りとして定着すれば効率のいい走りになるかもしれません。

トレーニングはもう科学的に行う時代で、ただ科学的にやっただけでは頭打ちするもの。そこからさらに上を目指すときには、感覚も重要になってきます。それはトレーニング内容もそうですし、走り方もそうです。科学的に正しいことだけをしても速くなりません。

ただ、それは頭打ちをするまで科学的に正しいやり方で伸ばしてから言うこと。私はまだトレーニングに科学を取り入れ始めたばかりなので、ここからはきちんとペースを意識したトレーニングを積み重ねていこうかと思います。

この年齢になると、過負荷でケガをするのが1番こわいことですから。ランニング人生がどこで終わってもいいという心積もりでトレーニングを積みますが、努力と無謀は違うわけで、無謀なことをして終わらせないように気をつけなくてはいけません。

ちなみに走り始めは右足裏側が、いわて盛岡シティマラソンのときと同じように張っていました。やっぱり腰か背中に問題があるような気がします。できることは毎日ストレッチをすることしかないので、寝る前にしっかり伸ばすとします。

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