階段を走るとロードでの走りにブレがなくなる……気がする

階段垂直マラソン明け、最初のトレーニングは4kmほどのジョグ。走り出す前にお腹の調子が悪くなったのと、まだ少し体に重さがあるので、シューズはNOVABLAST 2を選んで、跳ねるような感覚を楽しみながら走ってきました。

このNOVABLAST 2は走っているときの感覚も好きなのですが、きれいに走れているときに、しっかりと跳ねてくれるので自分のフォームにブレが発生しているかどうかの判断基準に使えます。そして昨日は、ここ最近ではまれに見るまっすぐな推進力でした。

地面に対してまっすぐからアプローチできている証拠で、でも特別なことをしていないので、階段垂直マラソンを走った結果なのかなと。階段垂直マラソンで私が意識するのは、まっすぐに階段を上るということ。そのために、左右の足はそれぞれ、まっすぐに地面を押すようになります。

それを10分以上続けて、しかも2本走るわけですのでちょっと矯正がされるのかなと。たったそれだけで走りが変わるとは思えないのですが、昨日は明らかに素直な走りができていて、体は重いのにリズムよく走ることができたので、多少なりとも影響はあるのでしょう。

だからといって階段を走るトレーニングをするわけではないのですが。そもそも1610段分も上がれる階段が身近なところにありませんし。しかもまっすぐに走れるようになるのとトレードオフで、無駄な筋肉が付いてしまいます。

補助トレーニングや筋トレの一環として階段トレーニングを入れるのはありですが、階段とロードは基本的に分けて考えることにします。そして、ここからはロード向けのトレーニングを始めるので、インターバルやペース走を増やしていくことに。

ただ、やっぱりまっすぐに走れるのは魅力なんですよね。無駄のない走りというか、そういう動きは私にとっての理想の走りなので、どうにかしてトレーニングに落とし込めないものか考えています。できるだけ膝を捻ることなく、左右にブレのない走りを手に入れるためにどうすればいいのか。

階段トレーニング以外で、それができそうなのはバウンディングくらいでしょうか。でもバウンディングも丁寧にやらないと膝が内側に入るような気がするので、それならば最初からブレないスクワットのほうがいいような気も。

まっすぐに走れているときのイメージは「2軸歩行」。階段を上るときにも基本的には2軸歩行なので、やっぱり理屈としては、階段を走るとまっすぐに走れるようになるというのは、そう間違ったことではないのかもしれません。

2軸歩行というと、すぐに「ナンバ歩き」を出してくる人がいますが、私は自分の目で見たことがあるわけではないので「ナンバ歩き」という表現は基本的に使いません。ただ、いわゆる「ナンバ歩き」の延長にあると思ってもらって構いません。

だとすれば、和の動きを学ぶことで得られるものがあるのかもしれません。日々の生活からもっと所作を大切にして、歩くところから改善していく。ちょっと気になっているのが、ナンバ歩きから発展したとされる「常歩(なみあし)」という動き。

そういえば裸足ランニングを始めた頃は、古武術の動きなども参考にしたことを思い出しました。あの頃にできなかった動きを、もしかしたら今ならできる気もするので、和の動きを学び直すところから始めるとします。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次