4日連続で10km走ったので、体が悲鳴を上げています。なんて軟弱な体になったんでしょう。ただ、以前ならここで「もっと走らなきゃ」となっていましたが、47歳のハダシストは違います。きちんと休足を入れることに。
これ以上走ったところでケガのリスクが高まるだけで、何のメリットもありませんから。いや、メリットがゼロなわけではありません。ただデメリットのほうが多くて、本来の目的である走力の回復を実現できなくなるので。
以前は本末転倒なことを平気な顔でしていましたが、そんなことができるのは若いうちだけ。そもそも今日は部屋の清掃仕事もあって、その後も仕事を頼まれているので走る時間もありません。買い出しには行くので散歩程度(それでも3km歩きますが)。
それはいいのですが、GW後半の天気予報を見てみると天候が悪化するとのこと。しっかり7日まで走り込んで足を作り上げるつもりが、中途半端な結果になりそうです。もっとも6日は15時から業務スタートになったので走れても5km程度でしたが。
走りに来たわけではないので、優先すべきは宿直の仕事。以前も書きましたが、私にとっては「仕事>ランニング」なんです。正確には「依頼された仕事>ランニング」誰かに依頼された仕事よりも重要なことなんて世の中にそうはありません。
なので仕事によって走れないのはある程度仕方のないこと。ただ、ここで走る習慣を取り戻しておかないと、取り返しのつかないことになるという危機感があります。ランニングは仕事よりも優先順位は低くても、人生におけるプライオリティは高いので、ゼロにするわけにはいきません。
鶴巻温泉にいれば「雨が降ったら公園で裸足ラン」ってできるんですけど、とりあえず土曜日は筋トレをして、日曜日は早めに自宅に戻れたら公園で裸足ランするとしましょう。それでもGWの総走行距離は予定よりも短くなってしまいます。
心のどこかで20kmくらい走れるんじゃないかって思っていたのも事実で、そんなに甘い話はないと痛感したこの数日。2ヶ月分の走力低下を取り戻すには2ヶ月以上かかる。当たり前のことですよね。だからマラソンは積み重ねのスポーツと言われるわけです。
とはいえ自分の計画を方向修正しなくてはいけません。北海道に戻ったらインターバルをするつもりでしたが、ちょっとそのレベルになさそうな予感。体に刺激を入れるために、やっておこうとは思いますが、想定しているほどのリターンはなさそうです。
こうやって衰えていくんだろうなと思うと、ちょっとさみしい気持ちにもなります。ただ走ればいいだけなのにそれができない。それはもう運命のようなもので、人生の優先順位があるのだから避けられないことだったと自分には言い聞かせていますが。
もちろんファンランとしてマラソンを楽しむことはできます。でも、このままだとサブ3.5をキープすることも難しく、サブ3なんて口に出すことすらできなくなります。プロなら「引退」を口にするような状況。幸いなことにアマチュアなので引退せずに済みますが、このまま落ちていくのは寂しい。
そういう意味ではここが瀬戸際。まだ自分を追い込むような走りができる自分でいられるのか、それともそれを手放さなくてはいけないのかの分岐点。とりあえず足掻いてはみます。みっともなくても。走れない自分を受け入れられるほど大人ではないので。