マラソンを始めたきっかけがホノルルマラソンだという人は少なくない。わたしは海外のマラソンといえば中国と台湾でしか走ったことがなく、リゾート地でのマラソンはどうもイメージがしにくい。ホノルルマラソンといえばとにかく費用が高いと思うのはわたしだけではないはずだ。
とはいえこんなわたしでも本当は南の島をゆったりと走ってみたい気持ちも持っている。ホノルルマラソン以外のハワイでのマラソンもいくつか調べたが、結局はお手軽なアジアということになる。ところが、かなり身近な南の島、リゾートマラソンが開催されているのを最近知った。それがグアムインターナショナルマラソンだ。
成田空港からグアムまで3時間45分。安い航空券なら5万円台からある。北京に行くよりもグアムに行くほうが安いだなんて考えもしなかった。
グアムインターナショナルマラソンの最大の魅力は星空を眺めながら走れるということにある。なにせスタート時間がAM3時なのだ。そんなマラソン大会聞いたこともないが、日中暑くなるグアムでは朝の早い時間に終わらせなければマラソンどころではなくなるのだろう。
AM3時にスタートということは、トップランナーでないかぎり、走りながら朝日を眺めることができる。いや、ここはスピードを落としてでも朝日を浴びながら走るべきだろう。星空から朝になる瞬間、南の島を走っている。そんな経験はなかなかできるものではない。
このグアムインターナショナルマラソンの素晴らしいところは、仕事を休まずに週末だけで行けるお手軽さにもある。東京であれば、金曜日に仕事を終え成田を21:20に出発するUNITED航空に乗り込み、土曜日に観光と受付、そして日曜日のAM3時に走り、17:05の便で戻ってくれば19:55に成田空港に戻ってこれる。関西国際空港でもほぼ同じだ。
それでいて、参加費もいれて10万円以下で楽しめる。ホノルルマラソンもいいけど、マラソンはもっとお手軽であるべきだ。もちろん、有給休暇を利用してもっとグアムを楽しむのもいい。南の島まで行って走って帰ってくるだけだなんて、もったいないと考えて当然だ。ただ、そう簡単には休めないランナーにとってこれは素晴らしい。
問題は「いつ寝るのだ」ということだが、小さいことを気にするべきではない。走り終えて数時間仮眠を取るのもいいし、勢いそのままに眠らないで帰りのフライトまで遊びまくるのもいい。
英語ができない?そんなこと気にする必要はまったくない。グアムインターナショナルマラソンは日本にも事務局がある。申し込みからゼッケンの受け取りまですべて日本人が対応してくれる。あとは笑顔さえ忘れなければ問題ない。不安ならばツアーを利用するといい。 H.I.S.でも近畿日本ツーリストでもツアー参加者を募集している。
H.I.S.のツアーはなんとQちゃんこと高橋尚子さんのランニングクリニックがついている。近畿日本ツーリストは友だちと一緒ならかなり安く行けるはずだ。
大会名称:グアムインターナショナルマラソン2015
開催日:2015年4月12日(日)
競技種目:フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5km
オフィシャルサイト:http://www.guaminternationalmarathon.jp/
H.I.S.
http://sports-his.com/marathon/guam/index_guam.htm
近畿日本ツーリスト
http://marathon100.knt.co.jp/tour/2014/gim/
もちろんわたしも参加するつもりでいる。2015年は仕事を休まない弾丸海外マラソンを何回か予定している。そのスタートとしてグアムインターナショナルマラソンはかなり魅力的だ。初海外マラソンの人、長い休みは取れないけど海外マラソンを走ってみたい人、お手軽にリゾートマラソンを楽しみたい人、これは絶対にオススメだ!
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