今日から、大阪マラソン2015のエントリーが始まった。大阪マラソンは抽選なので急いでエントリーする必要はないが、いまできることをいまやっておかなければ忘れてしまう、そんなわたしのような年齢になっている人たちはいますぐエントリーをしておいたほうがいいだろう。
大都市マラソンの魅力はなんといってもその盛り上がり方だろう。横浜マラソンは声援が少ない大都市マラソンなので別として考えた方がいいが、わたしが過去に走った神戸マラソンも京都マラソンも声援が途切れず続いていく。大阪マラソンや東京マラソンはそれをはるかに上回る声援でコース上は常ににぎやかな状態になる。
大阪マラソンや東京マラソンは参加者が多いため、なかなか自由には走れないため自己ベストを狙いにくい大会でもある。正直なところサブスリーが確定するような一部のトップランナーを除き、大都市マラソンは参加することを楽しむ大会と位置づけておくほうがいいだろう。これはマラソン大会というよりはマラソン祭りなのだ。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら走らなきゃ損だ。わたしはこういう大都市マラソンをまだフルマラソンを走っていない人におすすめしたい。まったく走ったことのない人の挑戦としては無謀(絶対に無理とは言わない)だが、10kmやハーフマラソンを完走している人であれば練習次第でなんとかなる。
大阪マラソンであれば6月に当落結果がでるので準備期間が4ヶ月ある。落選した場合も他のフルマラソンに出るつもりにしておけば、今日からだって練習は開始できる。フルマラソンを完走するには十分すぎる時間が与えられるのだ。自信がなくてもやる気があれば必ずゴールすることができる。
実際に走ってみると、大会の雰囲気に飲まれてしまうだろう。思ったような走りができなくなる人もいる。それでも沿道の声援が折れかかったココロを支えてくれる。走ることの出来なかった他の人たちの想いが背中を押してくれる。自分の力だけではなく、多くの人に支えられて完走できる。それが大都市マラソンの魅力だ。
まだフルマラソンを走ったことのないランナーはまずはエントリーしてみよう。実際にフルマラソンに挑戦できるかどうかはマラソンの神様が決めてくれる。マラソンの神様は完走の保証まではしてくれないが、そこから先は自分次第で道を開いていけばいい。初めてのフルマラソンに大阪マラソンを選んでみてはどうだろうか。
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