もうさすがにネタ切れに近いのですが今日も裸足100km世界記録チャレンジでのお話。400mトラックを何周も走っているとさすがに左右バランスが狂ってきます。結果的にわたしの左足首と右ふくらはぎを痛めました。
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左足は走っているときは足の甲もかなり痛くなり、このまま走り続けたら良くないことになると体が信号を送ってきます。でも気持ちは走りたいのでそこから工夫が始まります。
まずは中指の意識。尻尾のイメージ(尻尾の話ってしましたっけ?)。膝を抜く感覚。とにかく持っている引き出しを全部開けたのですが、痛みは引くどころか悪化していくばかり。
このときの最後の引き出しは「骨」でした。
やったことはただ一つ「骨で走ること」です。骨で走ることについては少し前に書いたので覚えている人もいるかもしれませんが、リンクだけ貼っておきます。
骨で走ると言っても骸骨ではないので骨をむき出しにしてはしるわけではなく、足の骨一本一本を意識するだけです。そして逆に筋肉の意識を完全に消し去ります。
自分は骨で、走るためには骨だけを動かすイメージを持つのです。骨が動けば筋肉があとからついてきます。普通の感覚では筋肉を収縮することで体が動くのですが、この場合は骨が動いたから筋肉が収縮すると考えます。
足の指の一本一本をきちんと意識して走ること。決して「足」をひとかたまりで考えないことがポイントです。
するとあら不思議。痛みがすっと引いていきます。でも気を抜いて走っているとまたいつもの走りになって痛み始めるので走ってる間はずっと「骨、骨」と口ずさんでいました。
痛みが引いた理由があるとすれば、無駄な力が抜けたからというのが正解かもしれませんが、正直自分でもわかっていません。
ただはっきりしているのはこの骨を意識した走りを無意識でできるようにならなくてはいけないということでしょうか。わたしは自分についているふくらはぎの筋肉が重すぎて困っています。
わたしの走りにこんなに筋肉は必要ありません。見た目が美しいから気に入ってはいるんですけど、もう二回りぐらいスリムであるべきです。
骨を意識した走りができればこのふくらはぎも太ももも小さくできるかなと考えています。
走りは骨ですよ骨!骨で走れるようになったら10時間で100kmも見えてくるかもしれません。埼玉国際マラソンは骨の意識を高めるための練習と位置づけて走ります。
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