最初に伝えるべきは「全力で走らないにしても、フルマラソン前日にリレーマラソンとか走っちゃダメ」ということ。
まず問題なのは昨日が1kmを3分台で走ったので、スピード感覚が狂っていました。
流して走っているつもりだったのに、なぜか1km6分台。
本当は7分台で走っている感覚だったし、それ以上は危険水域。
でもどうにもとまらない。
案の定、20kmを超えたあたりから、普段のフルマラソンではありえない、ピキッと悲鳴を上げる筋肉たち。
黄色信号どころか赤信号点灯です。
会場入り前に工学院大学が開放しているキャンパスで着替えです。
工学院大学はすごくいいです。
暖房も効いていますし、トイレも比較的空いています。
着替えて準備が整ったらスタート会場入りのゲートで手荷物検査。
えぇっと・・・だいぶ手抜きの検査でした。
担当者によりけりなのでしょうが、あれならしなくてもいい気がします。
「ペットボトルとか入れてますか?」
「入れてないです」
「じゃあ大丈夫です」
空港の検査もこれぐらい軽いノリでしてくれたら・・・危険でしょうがないわ!
スタート会場はとにかく人、人、人。
3万7千人はやっぱりすごい人数。
そして台湾人ランナーの多さにびっくりです。
たぶん2000〜3000人はいます。
これについては後日レポート書こうかな。
トイレももちろん大行列で、「スタートの整列に間に合わないですよ」というアナウンス。
でも結局整列に間に合わず最後尾スタートになったのは30人以下。
最後尾スタートを狙っていたわたしはもちろん、そのうちの1人。
最後尾が動き出して、スタート手前でトイレに行ったのもありますが、スタートまでに掛かった時間は30分以内。
1時間近く掛かった第1回とは大違いです。
ちなみにわたしの足にはFLOPEEZEのサンダルです。
わたしは寒い冬に裸足で走る元気はないので、FLOPEEZEのサンダルがちょうどです。
完全なる裸足感覚が得られますし。
そして結局20kmからの失速です。
失速の理由は前日のリレーマラソンだけではありません。
銀座から浅草までの道の路面が粗くて、滑液包炎の箇所が痛み出します。
久しく裸足ランニングもしていなかったので、その修正に10km近くかかりました。
ただ、ラン仲間がいろんな場所で応援してくれるのが気持ちの支えです。
いつも一緒の仲間は移動しながら応援してくれますし、所々で知った顔が声を掛けてくれます。
(途中で何回か「誰?」って顔したのは、ごめんなさい。)
終盤の本当にきついところで、ラン仲間が後ろから追いついてくれたので、そこからは勇気100倍。
かっこ悪いところ見せたくないし、何よりもその子が「想いを背負ってた」からこっちも乗せられます。
ランナーは基本的に1人で走っているけど、こうやって影響されることも多々あります。
これが自分ひとりで走るのではない、マラソン大会ならではの魅力です。
乗せられて、周りの足の止まったランナーに声をかけつつ一緒にゴールまで走ります。
正直これがなかったらグダグダで東京マラソンを終えることろでした。
記録はまぁ、今日は気にしません。
最初から5時間目標で写真撮影してたら5時間半かなと言っていたので5時間22分37秒はほぼ想定通り。
大事なのは東京マラソンを走ったという事実。
このタイミングで東京マラソンを体験できたことは意味のあることだったと思います。
でも正直、東京マラソンはもういいかなという気もしています。
そのあたりは今後の記事にしていきます。
今日のところは東京マラソンを走れてよかった、それだけです。
しっかり足を休めて、長野マラソンに向けて良い準備をしていきます。
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