高尾山を走れたことが夏休みのお伊勢参りに向けていい経験になった

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日曜日に東京駅から高尾山まで走ったのが遠い昔のように感じる。どうもおいらは過ぎたことへの執着心がなさすぎるみたいだ。前を向いていないと次から次へとやってくるやるべきこと、やりたいことがただこなすだけになってしまうし、楽しかった思い出は意識しなくとも経験として活かされているはずなのでそれで十分だ。70km以上走ったことを思い出さなくても、体はそれを覚えているし、そこで知り合えた人たちとの関係はこれから始まっていくのだ。

振り返らないとはいえ、あの酷暑の中で学んだことは多い。夏休みに日本橋から伊勢神宮まで走る計画の自信にもなった。1日で70km以上走ったのは24時間マラソン以外では初めての経験。日本海から太平洋まで走った時も、中断している日本一周もそんな長い距離を走ったことはない。1日60kmというのがひとつの目安だった。たった10キロと言うなかれ。60km走った後の10キロは信じがたいほど長い距離に感じるのだ。

その中で「休まないこと」を学んだのが一番大きい。1人で走っているとすぐに休憩を入れてしまう。1時間に1回しっかり休んでしまう。そうなると時間のロスが大きく、ゆっくり歩いてでも進み続けるほうがいい。もちろん食事の休憩はあるけど、それだって20分もあればいい。とにかく前に進むこと。休んでいる時間はほんの少しもゴールには近づいていないんだから。これは24時間マラソンでも言えることかな。とにかく休まない人が結果を出している。

給水についてはよく考えなきゃいけない。おいらはスポーツドリンクが嫌いだ。山に入るときも基本的にはお茶と水を1本ずつ持って入る。これはお遍路のときからの習慣で、先達さんに学んだことなんだけど、水やお茶は体にかけることが出来る。スポーツドリンクだとそれができない。でも、スポーツドリンクのほうが圧倒的に体への吸収が早かった。長い距離を走っても、水やお茶だと体が欲しがらないけど、スポーツドリンクだとものすごく飲みたがる。上手な給水が夏の超長距離を制すると言っても過言じゃない。

給水とはスコチ違うけど、長い時間走る場合はVAAMが効くらしい。体脂肪を燃やすっていうあれだ。VAAMダイエットというのもあって結構効果があるとかないとか。もちろん、飲んだだけでは体脂肪は燃えない。そして運動してもVAAMを飲んだ時とそうでないときとで消費する体脂肪は変わらないと言う人もいる。では何が変わるのか。それはVAAMを飲むと疲れにくくなりいつもよりも長い距離を走ることが出来るらしい。その結果、いつもよりも体脂肪を消費して痩せるのだとか。これには諸説あるけど、VAAMもしくはBCAAを含んだ飲料を意識的に摂取することは超長距離には有効的なんだと思う。

 

 

これは実際に走るまでに試してみようと思う。あくまでも感覚でしかないだろうし、昨日と今日とではそもそもコンディションが違うから比較する意味があるのかどうかという問題はある。でも、ほんの1kmでも多く走れるなら飲む価値はある。

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出発は9日の夜にする予定だ。とりあえず9日のうちに神奈川宿までは走っておきたい。野宿にするとかホテルにするとかはまたあとで決めようかな。神奈川にいるあいだは家に戻るのが正しいんやろうけど、移動ロスがもったいない。9日に神奈川宿で、10日に箱根宿というのが理想かな。予定が決まれば報告します。

いや、決して一緒に走ろうとか、差し入れよろしくとかそういうわけでは…

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