ハイテクランナーは高機能シューズが好き
ナチュラルランナーは裸足系シューズが好き
ハイテクランナーはスマホでトレーニングの管理をする
ナチュラルランナーは筋肉の疲労具合でトレーニングの管理をする
ハイテクランナーは心拍数でペースを決める
ナチュラルランナーはその日の感覚でペースを決める
ハイテクランナーはGPS付き時計でタイムを測る
ナチュラルランナーはタイムを気にしない
ハイテクランナーはコンプレッションウェアで筋肉をサポートする
ナチュラルランナーはサポートが必要なくらい疲れたら休む
ハイテクランナーはVAAMを愛飲する
ナチュラルランナーはBEERを愛飲する
ハイテクランナーは走ることが好きだ
ナチュラルランナーも走ることが好きだ
相容れないところの多い両者だけれども根っこはの部分はそう変わらない
ランニングは自分にあったスタイルで向きあえばいい
走ることは難しいことじゃない。すべての人とは言わないけど、誰にだってできるんだ。子どもの頃に体育の授業で無理やり走らされたせいでランニングが嫌いになったり苦手になった人のなんて多いこと。その点に関してだけは日本の教育は間違ってるとはっきり言える。
ランニングは全力をつくす必要もないし、誰かよりも速く走る必要もない。長い距離を走る必要だってない。走りたいときに走りたいだけ走ればいい。頑張らなくてもいい。むしろ楽しむもの。
その中で、オリンピックを目指し速さを追求する人がいてもいい。修行僧のように自分を高めることを追求する人がいてもいい。最新のアイテムを活用してハイテクの恩恵を受けて走るランナーがいる。自分の体の声だけを頼りに走るランナーがいる。そういう多様性がランニングの面白さだと思う。
「ランニングを始めたのに食事が美味しくなりすぎて体重が増えたんだけど」と言ってきた友だちがいた。最高ではないか。痩せるために走っているならともかく、走るのが楽しくて、ご飯が美味しくなるならどんどん食べるべきだ。どれだけ食べても走るのをやめなければ体重なんてどこかで落ち着くのだから。
ランニングブームと言われているけど、もっともっとランナーが増えればいいと思う。大会に出るだけがランニングじゃない。フルマラソンだけが目標ではない。
走ることが楽しくなるランニングクラブをつくりたいと思う。これまで走ることを敬遠していた人が、最初の一歩を踏み出すことのできる場所になればいい。そういう人たちが、いずれ万里の長城マラソンを走ってくれればなお嬉しい。
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