関東で大雪なのに移動しなければいけない人ためのまとめ

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東京はとても雪に弱い。数センチ雪が積もったぐらいで交通機関が麻痺してしまいます。もっとも日本において雪に強いのは北海道や東北、日本海側の地方だけでしょう。東京は電車のダイヤが密になりすぎてて、しかも相互乗り入れまでしているので歯車がひとつ狂うと歯止めが効かなくなるほど混乱するのです。次の土曜日がその大雪の予報になっています。全国各地で行われるマラソン大会や受験に向けての移動日としている人も多いと思います。もし移動日だとするとどうすればいいのか、まとめてみようと思います。

まず車で移動を考えていた人ですが、スタッドレスは間違いなく必要です。そうでない人や雪での運転に慣れていない人は他の交通機関がないか検討してください。昨年の大雪の際、予想外の大雪だったためかノーマルタイヤで移動している人が目立ちました。そして細い道のあちこちで事故が発生していました。車での移動は最低限、雪の準備ができていることが条件です。そして関東の高速道路は簡単に通行止めになります。一般道での移動も検討しておきましょう。できるだけ大きめの国道を利用しましょう。早めの出発を心がけるのも大事ですが、見通しの効かない暗いうちの移動は避けましょう。

新幹線の移動はどうでしょう。意外と運休にならないのが新幹線。数時間の遅れはあっても動いていることが多いのでわりと安心できます。どうしてもダイヤは乱れます。それこそ早めの移動が鍵になります。1〜2時間の遅れはあたりまえだと思って行動し、早めの時間帯の新幹線の指定席を確保しましょう。これは新幹線に限ったことではないのですが、運休や遅延になたっときのために、運休や遅延の証明を窓口でもらうようにしておきましょう。乗った特急列車が2時間以上遅延した場合は、特急券の払い戻しが可能です。

新幹線に乗りたくてもそもそも在来線が動いていない可能性があります。タクシーやバスなどを利用して新幹線の駅に行くか、回復するまで地道に待つか移動を諦めるか。それぞれに選択肢はあります。雪だから仕方ないとあきらめるぐらいの心の余裕は欲しいです。それで怒るぐらいなら、前日の夜にでも新幹線の駅の近くまで行っておき、前泊の宿をとるようにしましょう。それは飛行機での移動にも言えることです。

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飛行機は飛んでいるのに、空港までの在来線が止まっていたり遅れているなんてことがまれにあります。どうしても遅れずに空港についておきたい場合は、最寄り駅のホテルに泊まることをおすすめします。羽田空港であれば、蒲田ではなく浜松町周辺がよいでしょう。京急よりもモノレールのほうが雪による運休が少ないためです。モノレールは雪対策がされているので、相当な雪でない限り運休にはなりません。京急は線路の距離が長いため、雪による影響も幅広く受けることになり、運休しやすくなるのです。普段の前泊であれば蒲田や大森のほうが安くて便利ですが、羽田までの足が止まっている可能性があるので気をつけてください。

思い切って空港で夜を明かすという手もあります。別にベンチで横になるというわけではなく、いま羽田空港には24時間対応のカプセルホテルがあります。その名も『FIRST CABIN(ファーストキャビン) 羽田ターミナル1』この週末はすでに予約でいっぱいですが、普段はファーストクラスが1泊5900円、ビジネスクラスが4900円です。カプセルホテルというには贅沢すぎるほど充実した施設です。大浴場もシャワーブースもあります。ファーストクラスは32インチのテレビがあり、ビジネスクラスでも26インチです。こんな豪華なカプセルホテルはなかなかありません。

いずれにしても、早め早めの行動を心がけましょう。理想は金曜日のうちに目的地に移動することです。それができない場合は、飛行機や新幹線の最寄り駅まで移動しておく。それもできない場合は複数の経路を想定しておくことが重要です。行き当たりばったりでうまくいくほど東京の交通網はうまくできていません。

そして最後にもうひとつ。どうしても移動したいという気持ちを持ち続けること。移動することを諦めない気持ちがあれば高確率で目的地には到達できます。それでは雪に振り回されないよい週末を迎えましょう。

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