UberEatsの配達で赤チャリが12月末で使えなくなるので対策を考えた

晴天の霹靂とはこのことだろう。ウーバーイーツの配達で使っているドコモのレンタサイクルのウーバーイーツプランが12月末で終了になる。月4000円で乗り放題(4時間ごとの乗り換えが必要)だったのがなくなる。わたし以外にも困っている人もいることだろう。

そこでわたしと同じように都内に遠征している配達員がどう対応すべきかについて考えてみようと思う。今回の措置により働き方が大きく変わることになる。場合によってはウーバーイーツでの配達を諦める必要もあるだろう。そうならないためにどうすればいいのか考えていこう。

目次

現時点で考えられる選択肢

まだ2ヶ月の猶予はあるので慌てる必要はない。とはいえ、なんとかなるさという考え方でも困る。まずは現時点でどのような選択肢があるのかについて考えていこう。

  • 他のレンタサイクルを使う
  • 30分単位で赤チャリを使う
  • 持ち運びできる自転車を買う
  • 近場のエリアで配達する
  • 都内に駐輪場を借りて電動自転車を買う

すぐに思い浮かぶのはこれくらいだろう。問題なのはどれくらいの費用がかかるのかということになってくる。費用も含めて、それぞれの選択肢を深掘りしていくとしよう。

他のレンタサイクルを使う

考え方としてシンプルなのは他のレンタサイクルに乗り換えることだ。例えばダイチャリというのがウーバーイーツの配達でも使われていて、1日1000円で12時間借りられる。20日稼働で2万円、年間なら24万円と割りに合わない。他のレンタサイクルも似たようなものだろう。

これならスクーターが買えてしまう。どう考えてもドコモのレンタサイクルが安すぎで、配達員の多くが使うから一般の人が使えなくなって困るという図式。商売ではなくインフラとして整備しているものだから、ウーバーイーツでの占有状態は好ましくないのだろう。

そういう意味ではダイチャリも配達での使用がいつまでもできるとは限らない。そもそもポートの数も少なく、使い勝手も良くないので、やはりレンタサイクルというプランは頭から消しておいた方が良さそうだ。自分でメンテナンスをしなくてもいいというメリットが大きかったのだが。

30分単位で赤チャリを使う

赤チャリもウーバーイーツプランががなくなるだけで、通常のプランはもちろん使える。2000円で30分乗り放題。30分で返却して別のチャリに乗り換えればいい(おそらく返却したチャリをまた借りるのもあり)。これは恐ろしく効率が悪い。配達するごとに乗り換えるくらいのペースになる。

もっとも、自分の拠点を決めてしまうとそれほど困らない。例えば代々木駅を拠点にして配達をして、毎回代々木駅に戻ってくれば自転車代は2000円で済む。実はこれ、それほど悪くない選択肢ではないかと思っている。安定して注文のあるエリアで、赤チャリのポートもあるなら、十分に稼げるだろう。

ただロングの配達に当たったり、タワーマンションへの配達だったりするとかなり悲しいことになる。ロングが少なく、タワーマンションへの配達もほとんどないエリアを見つけられるかどうかが鍵になる。きちんと戦略を立てられる人なら、これも十分に選択肢に入るだろう。

ちなみに7時間稼働として乗り続けると、1300円/日が追加でかかる。20日稼働なら2.6万円……それほど悪くはないように思えるが、年間31.2万円は無理だ。

持ち運びできる自転車を買う

現実的なのは折り畳み自転車やロードバイクを買って輪行することだろう。これまでも年間で4.8万円も払っているのだ。2年で買い換えるとして、予算は10万円近くある。ロードバイクならトレーニングにも使える。なんだったらトライアスロンにも……いや、やめておこう。

これの問題点は月に1回くらい自転車メンテナンスの日を作らなくてはいけないということ。そしてロードバイクは姿勢の問題でデリバリーには適していないことだろうか。メンテナンスくらいは問題ないし、メカいじりは好きなのでありといえはありだろう。

また、電動アシストを付けられないのもやや面倒。もちろん電動アシスト付きの折り畳み自転車もあるが20キロくらいあるので、毎日持ち運ぶのは現実的ではない。探せば10キロ以下のものもあるかもしれないので、いろいろ物色してみるとしよう。

近場のエリアで配達する

根本的に発想を変えて、近場のエリアで活動するというのもありだ。わたしの場合は平塚か厚木が拠点になるだろう。問題はそんなところで稼げるのかということ。これは少し調べればわかる(現地に行ってアプリをオンにしてみればいい)ので現時点ではまだ選択肢に入れておくことにする。

この場合も自転車を購入することになる。ママチャリを1台持っているがパンクしているし錆びているのでこれは使えない。電動アシスト自転車を買うことになるだろう。もしくは原付でもいい。いずれにしても稼げることが前提になる。稼げないのに買ってしまうと、高価な買い物用チャリになってしまうから。

都内に駐輪場を借りて電動自転車を買う

都内で駐輪場を借りるという方法もある。月極はどこも順番待ちだろうから、時間払いということになる。8時間100円として8時間稼働すれば1日200円で配達しない日があるとして月間7000円。年間で8.4万円もかかる上に自転車代も必要になる。電動アシスト自転車を12万円で買ったとして、2年乗るならひと月5000円。年間で駐輪場代と合わせて14.4万円。

ウーバーイーツが本業ならいいのだが、わたしの本業はライティング。これが不定期なので悩ましい。いずれにしても月3000円程度の駐輪場が見つかれば選択肢に入ってくるが、現状では難しいだろう。駐輪場についてもう少し調べるとしよう。

どうせならネタになるアイデアで乗り切りたい

猶予は2ヶ月しかない。早いところ方針だけでも決めておく必要がある。できれば年間予算は10万円以内で考えたいところ。経費なのでこれくらいならなんとかなる。この予算の範囲でどう対応するのがベストなのか考えるとしよう。結論を出すのは1ヶ月以内。

どうせなら新しい試みをしたいところ。無難に軽い自転車を買って持ち運ぶのは自分らしくない。まだスーパーカブに乗って走り回る方が向いている。なんならマラソン遠征もスーパーカブで行けるようになる。水曜どうでしょうのノリで、日本全国どこまででも。

「そんな手があったか」と唸らせるような一手を考えるとしよう。自分でハードルを上げてるだけのような気もするのだが……

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