マスク嫌いのメガネ男子がたどり着いた「これならOK」となったマスクとは

タイトル詐欺である。誰かからそうツッコまれないうちに書いておこう。男子ではない。少し前に45歳になり、おそらく人生の折返し地点はすでに過ぎている。悪気はない。ただ1度書いたものを消すのはめんどいし、あとメガネ男子としたほうがタイトルで釣れる。

それはともかくマスクだ。わたしはマスクが嫌いなのだが、UberEatsの配達をしている以上はマスクは必須だし、都内に限らず大きなお店に入店するにはマスクが必要になる。公共の交通機関もマナーとしては着用しなくてはいけないので、嫌いとはいえ揉めごとは嫌いなのでちゃんと着けている。

最初に購入したのがメッシュ生地で呼吸がしやすいのだが、長く使いすぎてややボロボロ感が否めない。そして、どうせ着用するならデザインにもこだわりたい。マスクはすでにオシャレアイテムとなっていて、それはシャツやパンツを選ぶようなもの。

真っ白なマスクも個人的に嫌いではないが、無粋だとは思っている。世の中には無地の白いTシャツが似合う人は限られていて、例えば若かりし頃の吉田栄作さんなどは似合うと思うのだが、わたしが着ると安っぽくなるし、弱々しさが増してしまう。

白いマスクも同じで、衛生的には良さそうに見えるのだが、常に新品の状態ではないとむしろ不衛生に見えるし、何よりも白いマスクが似合うのはキャラクターとして清潔感のある人くらいで、わたしのようにひねくれたタイプには似合わないのだ。

最初からデザインにこだわりがあったわけではない。UberEatsの配達は給食係のようなものだから清潔感から白がいいだろうと思って、これまで何枚か購入したのだが、清潔感の高い白いマスクは生地が厚いものが多く、呼吸をするとメガネが曇ってしまう。

ここでメガネ男子が登場する。

自転車を漕いでいるときにメガネが曇るのは困るし、電車で電子書籍を読んでいるときも周りから見ると明らかにおかしい。白いマスクで清潔感のあるものを選ぶとそうなりがちなのもあって、思い切ってわたしにとっての優先順位を変えた。

  1. メガネが曇らないこと
  2. デザインが個性的であること(でも派手すぎない)

この2つの方向性でマスクを探すのだが、どれもいまいちなのだ。スポーツをする人に人気のオールメッシュ素材の高機能マスク「Barzagli Mask ZERO(バルマゼロ)」も購入したが、左右で色が違うタイプを買ってしまい。さらに見た目のメッシュ感も高すぎて配達では使えないと判断し、1度も使っていない。

いろいろ試してみたが、いいものが見つからず諦めかけていたが、先日これまで購入したマスクをすべてゴミ箱に投げ捨てることになる素敵なマスクに出会えた。京都のSOUSOUで購入した「高島縮 テキスタイルマスク」。控えめに言って最高の1枚だ。

実は以前から気にはしていたのだが、発売された当初は人気殺到で手に入れることができなかったのだが、さすがにすでに世の中にはマスクが溢れかえっており、ここまでくるとすぐに買えてしまう。京都のSOUSOUに行ったときに直感で「これだ」と思い2枚購入。

京都から戻ってしばらく着用するチャンスがなかったのだが、先日のUberEatsで山手線1周の日にデビューした。UberEatsの配達員としてはやや目立つマスクだが、こういう配達員が1人くらいいてもいいだろう。むしろ味気ないマスクをしている人が減って、おしゃれマスクに目覚めるきっかけになればと。

「高島縮 テキスタイルマスク」がいいのは、なんといっても通気性の良さ。これはマスクとしてはよろしくないのかもしれないが、飛沫防止にはなる。気温の低い早朝の着用はメガネが少し曇るが、配達をする時間や電車の中ではそれもなく快適。呼吸があまり浅くならないのも気に入っている。

失敗したなと思ったのは、2枚くらい買っても良かったかなということくらい。実際に着用してみないとサイズ感がわからないので、まずは2枚SOUSOUらしい数字のデザインのマスクを選択。ちょっとだけポップな感じの配達員ができあがる。これならラウンドタイプのメガネの方が似合いそうな気もする。

わたしが購入したのはMサイズなのだが、もしかしたらSのほうが良かったのではないかと思う。自覚はないのだがわたしはそこそこ頭が小さいらしい。中身が少ないので仕方がないのだが、マスクは女性用や子ども用のほうがいい。ただ高島縮だから洗うと縮むと言われてMサイズ。

確かにわずかながら縮んでフィット感が増したので、たぶんMサイズでちょうどいい。Sサイズも試してみたいが、あまりに小さいと顔が大きく見えるので、それはそれで困る。というわけで次にSOUSOUに行くときにはMサイズで別柄を購入しようと思う。

ネットショップでも購入できるのだが、1枚528円で送料が500円というのは割に合わない。別に京都まで行く必要はない。表参道にもSOUSOUの店舗があり、おそらくここでも扱っているだろう。先日見かけなかった新色がネットショップにあったので、それも気になる。

ちなみに手洗いは避けて洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うようにとのことだが、洗濯機なるものが我が家にはない。ダメになれば買い換えればいいくらいに考えている。むしろ早く別のデザインに変更したいくらいの気分だ。肌ざわりも良くてかなり気に入っている。

やっぱりSOUSOUが好きなんだなと改めて確認することになった。個人事業主になって貧しくなったのでユニクロと無印良品に頼り切っていたが、今年はそれなりに稼げたことで、SOUSOUのウェアを買ったのだが、やっぱりこのセンスがいい。自分にも合わないものもあるけど、探すといいものが出てくる。

というわけで、わたしが数ヶ月かけて選んだマスクはSOUSOUの「高島縮 テキスタイルマスク」。気になる人は京都か南青山のお店でチェックするか、ネットショップで買ってみるといいだろう。どうせ着用するならこだわりのマスクを選ぶとマスク嫌いでも少しは我慢できるだろう。

こういうときだからプレゼントにもいいだろう。贈る人をイメージして似合いそうなデザインのマスクを選ぶ。それはきっと幸せな時間の使い方になるだろう。

SOUSOU netshop:https://www.sousou.co.jp

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