手柄は誰かに押し付ければいい【縛られないで自由に暮らす方法】

  • 2021.09.21
  • (更新日:2021.09.20)
  • LIFE
手柄は誰かに押し付ければいい【縛られないで自由に暮らす方法】

UberEatsの配達中に起きた出来事。六本木にあるお店でピックアップしたときに、車道に1台の車が止まりました。そこから降りてきた運転手が、なんと窓ガラスに違反切符のステッカーを自分の車に貼りつけて、そのまま去っていきました。賢い人がいるものです。最初から駐車違反の状態にしておけば、再度違反とされることはありません。調べてみたらAmazonでも売られています(迷惑駐車防止用みたいです)。

別にその運転手をズルイとは思いません。そういう生き方はしたくないとは思いますが、他人がどう生きようとその人の勝手です。私はそれを美しくないと思うからやらないだけで、世の中には駐禁というルールに納得していない人もいるのでしょうし、ズルしてでも損を回避したいというと人もいるわけです。

私はお得情報みたいなものもあまり好きではなく、ポイントカードも数枚しか持っていません。流石に1万円の買い物でポイントが10%付くとポイントカードを出しますが、コンビニの買い物などでポイントを貯めようとは思いません。半分はめんどくさいからで、半分は品がないと感じるから。繰り返しになりますが、別に他の人がどうしてるかは気にしません。

目先のお得には飛びつきませんが、固定費はケチります。家賃は神奈川県下で最安値に近い金額ですし、スマホ代だって真っ先に楽天モバイルに移行して、今度はLINEMOを追加しています。こういう積み重なる系の出費は熟考します。もっともそれは貧しいからであり、会社員時代はあまり深く考えずに2回線目を持っていた時期もありました。

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私の話はいいとして、世の中にはズルをする人がいます。善良な市民を演じるつもりはありませんが、あれってなんでなんでしょう。なぜ人はズルをしてしまうのか。ズルをしなければ損をするとして、損をして何が悪いのでしょう。損をしたら「損をした」という経験ができます。逆にズルをするということは、その経験を放棄しているわけです。

そんな悪い経験なんてしない方がいいと思う人もいるかもしれませんが、生きていて不要な経験なんてひとつもありません。嬉しいことも悲しいことも、悔しいことも全部必要な経験。「お前は死にたくなるような思いをしたことがないからそんな甘いことを言えるんだ」と言われるかもしれませんが、そう言われると返す言葉がありません。

でも物事はどの角度で見るかによって、見え方がまったく違います。ネガティブなことだって「いい経験になった」と思えれば、自分にとってプラスになります。ズルをして目先のお得を取った人は、人生の経験を損をしているわけで、それでは人としての魅力がどんどんと下がっていきます。損なんてどんどんすればいいんです。お得なことは他の人に譲ってください。

そういう意味で地位も名誉も必要ありません。私の大学時代の恩師がよく言っていたのは「手柄はすべて譲れ」ということ。100%自分の手柄であっても「あなたのおかげです」「あなたがいたからできたんです」として、すべて手放してしまいなさいと教わりました。当時はまだその言葉を正確には理解できていませんでしたが、これはずっと続けています。最初は意識してやってましたが、20年も続けていれば自然体でできるようになります。

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手柄を他の人に譲ると不思議なもので、次々と新しい仕事が舞い込んできます。私はそこでまた経験を積むわけです。報酬も必要最低限しかもらいません。それは損をしているように見えますが、私にしてみれば、未来に投資をしているだけ。いや、正直なところそんな考えもほぼ後付け。基本的にクライアントに喜んでもらえればそれでいいんです。

それは仕事だけではなく、何に対してもです。自分が損をすることにはまったく無頓着です。とにかく目の前にいる人に喜んでもらうことだけ。それは目先の笑顔かもしれませんし、5年後10年後の「助かった」の一言かもしれません。1番嫌なことは、目の前に困っている人がいて、その人を助けられないこと。それは自分が損をすることよりも、何十倍もつらいこと。

ズルをして生きる。そういう生き方もあるのでしょう。上手に生き抜くのだって才能のひとつ。それを否定はしません。でも、それは他の誰かの生き方なのであって、私の生き方ではありません。損を嫌わないのが1番ストレスのない生き方だと信じています。ズルをすれば罪悪感が積み重なっていきます。胸を張った生き方ができなくなります。

騙されたと思って勝ちは誰かに譲ってみてください。自分の成功や手柄はすべて他の人のおかげとしてください。世の中の見え方が大きく変わってきますから。自分なんて小さな存在でいいんです。神様になれるわけでもないんですから。何も背負わないこと。誰かが称賛する声は私たちの行動を制限する鎖です。さっさと他の誰かに譲ってしまいましょう。

その誰かの行動が縛られることになるので、もしかしたら1番の悪党は私なのかもしれません。

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