日本の女子卓球は中国の1強時代を終わらせることはできるのか

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あれだけ中国代表が強いと、試合をする意味があるのかと本気で思ってしまう。

別に中国が悪いわけじゃなく、中国だって国をあげて卓球に力をいれただけのこと。
決して「中国人だから卓球が強い」わけではなく「とてつもない努力をするから中国が強い」だけ。

でも強すぎる。

マラソンの場合は、圧倒的にアフリカ人が速い。
でもすべてのアフリカ人が速いわけではない。
卓球と違うのはアフリカ人の身体能力がとてつもなく高いということ。

でもアフリカのサッカーチームが強いわけでもなければアフリカの卓球チームなんて聞いたこともない。

ひとつの理由としてマラソンは始めるのは初期費用があまりかからないということが考えられます。
冬季オリンピックにアフリカ勢がほとんどいないのはスキーやスケートをするお金がないからと言われています。

いずれにしても1強状態というのはその競技の衰退の原因になります。

スキーのジャンプで日本勢が圧勝していた時代に、ルールを大幅変更したことがありましたが、それぐらいしてでも一部の人たちだけが勝ち続けることはスポーツにおいてマイナスが大きいこと。

昔は身体能力の差は技術や戦術でカバーしましたが、卓球においては中国人に足りないものはまったくないため、今後巻き返せる気が全くしません。

栄枯盛衰があるからスポーツは面白いし、20年後にはまったく違う国が卓球王国になっているかもしれません。

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でもやっぱりマラソンなどの長距離だけは違いますね。
根本的に何かを変えなければ世界て勝てることはもうないでしょう。

それにはこれまでの常識を大きく覆す挑戦が必要ですが、 仮にも日本のトップランナーと呼ばれる人たちがリスクのある挑戦をするとは思えません。

短距離では為末さんや高野さんが「常識を覆す」ことに挑戦していましたが、その流れもいまは止まっています。
長距離の世界では「常識外」な存在はもはや絶滅危惧種です。

昨日のびわ湖毎日マラソンでは日本人ランナーのハイレベルな戦いが見られましたが、日本人におけるハイレベルなだけで世界ではとてもじゃないですが勝てないのは明らかです。

東京オリンピックで日本人がいい色のメダルをマラソンで複数個獲得する。

いまは絵空事のようですが、これまでの常識の殻を打ち破る選手が出てくれば世界はまた日本人に注目するはずです。

わたしもオリンピックに出るわけではないですが、いつも常識を疑い、もっと変われることを信じています。
わたしがそうなんですから若い世代はきっともっと変われるはず。

アフリカ勢だけが強い時代を終わらせるために何が必要か、そろそろ市民ランナーも含め日本人ランナー全員が知恵を絞る必要があるような気がします。

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個の力で勝てないなら一丸となって向かっていく。
これが日本人の強みですから。

そういう意味では卓球の女子代表には希望を感じます。
もし中国の1強時代を終わらせることができるチームがあるなら、間違いなく彼女たちです。

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