わたしが万里の長城マラソンの日本事務局をすることになった理由

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年が明けてから、万里の長城マラソンへの問い合わせが増えています。申し込みも例年よりもペースが早いような気もします。やはり10連休の効果が大きいのかもしれません。

みんな年号が変わるときに日本にいなくてもいいのでしょうか……いたからといって何が変わるわけでもありませんが。

むしろ、めったにない10連休をどうやって活用するかを考えたら、海外に行きたくなりますよね。でも航空券代がものすごく高騰してヨーロッパまで往復で何十万円もかかるのだとか。

じゃあ、高騰してもたかが知れてる北京ぐらいなら、といったところでしょうか。

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わたしは100人くらいの参加者を想定していますが、それを大きく上回ったらどうしようかと、やや焦っています。大会そのものはいいのですが、翌日の北京観光に50人とかいたら、ランチの予約が必要になります。

でも、万里の長城マラソンに関しては、参加者に喜んでもらえるなら何だってします。

わたしの人生を変えたと言っても過言ではない万里の長城マラソン。本当はバンクーバーマラソンに行くつもりだったんです。でもボヤボヤしているうちに、それこそ航空券代が20万円くらいになってしまい。

そこで何かないかなと思って探して見つけたのが万里の長城マラソンでした。

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当時は情報がほとんどなく、申し込みをしても本当に申し込みができているのかも分からない状態。受付会場で自分の名前があるのを確認するまで不安で仕方ありませんでした。

でもレースはめちゃくちゃ楽しくて、「これはみんなに知ってもらわないと」と思って、万里の長城マラソンを紹介するファンサイトを作りました。それが今の万里の長城マラソンの日本語サイトです。

参加したいという人が、迷ったり困ったりしないようにという思いで作ったわけです。

そしてわたし自身は万里の長城マラソンにハマっていくわけです。そもそも中国が好きだというのもありました。当時は「いつか中国で働きたい」と思ってたくらいでしたので。

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3回目の出場時にコースが変更になり、当時の制限時間の8時間で誰もゴールできないということもありました。急遽、制限時間を伸ばしてくれたので、なんとか完走できました。

ただ、ゴール時間が遅れてしまったのもあり、大会側にいろいろ迷惑をかけてしまったということで、「来年からは出ないことにします」と、帰国してから大会事務局の朱さんに伝えました。

ところが朱さんから言われたのは「そんなことはどうでもいいから、日本事務局を引き継いでもらいたい」という話でした。

当時、朱さんは大阪に住んでいましたが、日中関係が悪化したことで日本の参加者が減ると予想し、中国に戻って世界中に万里の長城マラソンを広めることにしていたようです。

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そこで、日本人参加者の募集なども含めてお願いしたいということ。

わたしは会社に有給申請をして、すぐに大阪に向かったのを覚えています。そこでいろいろ話を聞いて、日本事務局を引き受けることを承諾し今にいたるわけです。

当時はまだ会社員でした。でも、日本事務局を引き受けた2014年の大会は朱さんの予想通り、日本人参加者はたったの12人。ただ、そのメンバーがとてつもなく発信力のある人たちばかり。

あのとき、北京に行く勇気のある人はやっぱりどこか違います。

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北京のある食堂で「どこから来た?」と聞かれて「日本」と答えたら、お店にいたお客さんも店員さんも振り返ってこっちを見たくらい、日中関係がおかしくなっていたタイミング。

ことあるごとに現地の人から「私は日本が嫌いじゃない」と伝えられた時代。今はそれを口にする人はいません。日本嫌いでないことをアピールする必要なんてありませんから。

日本事務局を引き受けて今回で6回目の開催。12人だった参加社は、気づけば100人を超えそうな状態になり、万里の長城マラソンの知名度も上がっています。

でも、ここはまだ夢のスタートライン。

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万里の長城マラソンを走った人が、中国って面白いかもと思ってくれること。万里の長城マラソンじゃなくても自分で中国に遊びに行く人が増えてくれることをわたしは期待しています。

日本と中国をつなぐ架け橋になりたい。それがわたしの目指すところです。

それは決して大きな橋でなくてもいいんです。1人でも2人でも、あたり前のように北京に行くようになってほしい。それがわたしの恩返しだと思っています。

さて、これから忙しくなりそうですが、かなりワクワクしています。きっと今回も何らかのトラブルがあるのでしょう。その被害を最小限に抑えるのもわたしの役割。

「北京も楽しいじゃないか」そう言ってもらえるように、全力を尽くします。


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著者:吉田 友和
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