第20回信州爆水ランin依田川〜河童のリベンジ〜

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頭はまだ起きていない、早朝5時の東京。ここから日本屈指のクレイジーなマラソン大会が開催される長野県上田市に向かう。クレイジーな大会の名前は「信州爆水ランin依田川」今年で20回目の開催になる。

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昨年、ラン仲間に誘われて出場したのだが、他のメンバーをサポートする形になり、後方からのスタート。その結果、あまりの急流に前に進めなくなった人たちを拾って行った結果がまさかのリタイア。

今年はサポートする必要もないのでリベンジの舞台は整っている。いざ出陣だ。

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「信州爆水ランin依田川」は川を走るマラソン大会だ。コースは全長約8kmだが、この際距離はどうでもいい。まっすぐに走れるわけではないし、ときには川に流される。ちょっとしたアドベンチャーレースみたいなもの。

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ただし、会場はかなりゆるい空気に包まれている。アップする人などどこにもいない。そして、今年の仮装ランナーの多さは昨年の比ではない。この大会のキャラクター河童にちなんで河童姿も多い。

自称・元祖河童としても負けていられない。

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この大会はサンダル禁止ということで必然的に裸足禁止になる。禁止とは書かれていないが、常識的に考えてダメ。そして河原も走るのでどう考えても足が持たない。ということでわたしの足にはビブラムファイブフィンガーズ。

はっきり言おう。ビブラムファイブフィンガーズでは痛い。ゴロゴロした石を何度も踏むし、けっこう大きめの石を小指で蹴飛ばしたり普通にある。ただ、川の中では気持ちいい。しかも目標は完走なのでスピードは求めていない。

動画撮影のため、今年も最後方からのスタート。

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昨年に比べて水量が明らかに少ない。それでも何度か溺れそうになりながら序盤の下りを乗り切る。そこから折り返して4kmの上りなのだが、走っている途中に眠くなり危険信号。

教訓「早起きする前の日はちゃんと早く寝なきゃいけない」

集中力が散漫なところで少し大きめの石の上で足を滑らせて、大きく転倒…が無傷。後ろを走っていた人に「カメラ大丈夫?」と体よりもカメラを気にされるぐらい上手な転び方だったっぽい。嬉しくはない。

ただ、ここから集中力はさらに低下し、しかも空腹感が高まってくる。きちんと朝ごはんを食べたつもりだったが、全然足りていなかったらしい。ランナーとしての基本ができていない……

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とにかく気持ちの盛り上がりもなく淡々と前に進む。こういうことはあまりないのだが……。それでもなんとか上りの折り返し地点を時間内に通過して、今年の完走はほぼ確約された。

そうなるともう走る気がしない。川に流されながらのんびりと下ったり、動画撮影をしてみたり。足裏もかなり傷む状態だったのでモチベーションが上がらないのだ。

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昨年は多くの人と一緒に走れたが、今年は1人で走っていたようなもの。多少の声の掛け合いはあっても、みんなで乗り切る感はほぼ皆無と言っていい。マラソンはただ速く走ればいいというものではない。

特にこういうイレギュラーな大会では一体感が大事。ウルトラマラソンもそう。いつも誰かと声を掛け合いながら走れるから苦しさも乗り越えられる。

1人じゃないから走れる。1人じゃないから頑張れる。

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ゴール手前で応援に来てくれている仲間の姿が目に入ってホッとした気持ちになっている自分がいた。

またこの大会に戻ってきたいが、そのときはもっとうまく人と繋がりながら走れるように頑張ってみよう。周りの人に積極的に声をかけたり、みんなで力を合わせたり。

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河童のリベンジは達成できたが、物足りない気持ちも残っている。本当のリベンジはまだこれからなのだろう。サポートする人たちを完走させてこそのリベンジだ。ひと回り成長してこの大会に戻ってこよう。

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