これまでまったく意識したことのないフランスが気になりはじめた

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1年に数回、どこでもいいから海外に行きたい気分になる。数年に1回、行ったこともない海外の国に行きたくなる。前回は突然ニューヨークに行きたくなり、ガイドブックを買ったあとホテルの値段を見て断念した記憶がある。そして、今回もそれは足音もなしにやってきた。

フランスに行きたい。

もちろん、ある程度の予兆はあった。おそらくW杯のフランス代表の試合を見たのが引き金だろう。そのあと、チェロキーの車検にかかる費用が30万円を超えるなら車を買い換えようと思ったのだが、そこで浮上したのがフランスメーカーのプジョーとルノーだ。そうなるとフランスが気になって止まらない。これまで欧州に一度も行きたいと思ったことがないのに、急にフランスに行ってみたくなってしまった。

フランスはどことなく、ひねくれ者というイメージがある。メインストリートを進まず、自分の路線を大切にする。それでいて美しいものが好きで、自分自身に自信がある。どことなくいまの自分に似ているような気がするのだ。そして、とても相性が良いのではないかという感覚が芽生えた。ドイツでもイングランドでもなく、フランスが自分には合っているような気がするのだ。

それを確かめに行きたい。

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ただ、そう簡単にはフランスには行けない。なんせ、次のGWまで長期休暇の予定が埋まっているのだ。長期休暇を利用するなら来年の夏ということになる。1年かけてフランス語を勉強するのもいいが、中国語ですらまだ基礎の基礎だし、英語だってかなり改善されたけど、まだ英語アレルギーがなくなった程度。そこにフランス語だなんてとてもとても無理。むしろフランス語はフランスに行ってみて自分に合うようなら勉強をする程度でいい。

フランス滞在は3日あればいい。そう考えるとツアーで最短が6日なので3連休に3日有給を足せばなんとかなる。もちろんツアーなんて使わずに個人手配で行くのだけれども、それだと航空券が10万円前後。値段としても悪くはない。いや、むしろ想定よりもはるかに安い。もはやこれは行くしかない。最長でも来年の夏までには。それまでは国内でフランス文化にふれる機会を探るとしよう。

いったいフランスの何にわたしは気持ちを奪われつつあるのだろうか。本当に自分に合いそうというだけなのか、それとももっと深く縁があったりするのだろうか。これまでまったく意識していなかったフランスという国のことが急に気になりはじめた。とりあえずチェロキーが廃車なら、フランス車を買うことだけはわたしの中で内定した。

そういや、おそ松くんのイヤミはフランスかぶれだったっけ。急に「〜ざんす」って語尾を使い出すかもしれないけど気にしないでください。

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