新型コロナウイルス対策で私たちがすべき5つのこと

先日の投稿で東京マラソンは中止にならないとお話ししましたが、その予想は外れてしまいました。中止ではなく縮小ですが、わたしたち市民ランナーが締め出されたので同じようなものです。

それくらい危険な状況にあるわけで、やはり個人での対策は必要かなとは思います。でも、未知のウイルスに対してどう対策すればいいのかわからないですよね。そこで、有効かどうかは別として、いまわたしたちができることについて書いていこうと思います。

目次

まず冷静に対処すること

こういうときに1番良くないのはパニックになることです。常に冷静に、そして淡々とやるべきことをしていきましょう。対策をするにしても、100%完璧な対策はありませんし、感染するときはしてしまいます。拡散防止はすでに不可能ですので、インフルエンザと同じように、運が悪いと感染します。

だから神経質になる人がいますが、その結果イライラしたのではストレスが溜まって免疫力が低下します。自分はやるべきことはきちんとやるにしても、周りの人にそれを押し付けないこと。それをするとストレスが増えて自分が危険になるだけです。

どうすればストレスを減らせるかを考えてください。部屋にこもるのも、安全に思えるかもしれませんが、精神的にまいってしまいます。そんな生活を何ヶ月も続けられますか?程よく息抜きは必要です。

新型コロナウイルスから自分を守ったけど、自分の心が壊れてしまったのでは意味がありません。気持ちには常に余裕を持ち、イライラしないように心がけてください。

免疫力を高める生活を心がける

明確な対策はまだ誰にもわかりませんが、少なくとも自分の免疫力を高めるのはマイナスにはなりません。例えば、次のような方法があります。

  • 発酵食品を食生活に取り入れる
  • 適度な運動を行う
  • 体を冷やさないようにする
  • ストレスを減らす
  • しっかりと寝る

この5つを意識すれば免疫力はアップします。ただ繰り返しになりますが、新型コロナウイルスに効くとは限りません。あくまでも免疫力を高める方法です。でも、効果は期待できますので、それぞれについて詳しく解説していきます。

発酵食品を食生活に取り入れる

まず大事なのは栄養バランスのとれた食事にすることです。ダイエットなどのために偏った食事をしている人は、新型コロナウイルスが収束するまでは、普通の食事に戻すことをおすすめします。特にビタミンやミネラル不足にならないように注意してください。

その上で、発酵食品を取り入れましょう。

  • 納豆
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • キムチ
  • 味噌
  • 紅茶
  • 漬物
  • 塩麹

この他にも発酵食品はいろいろありますが、入手性の高いものを挙げておきました。発酵食品は腸内環境を整える効果があり、腸内環境が整えば様々な病気の改善が期待できます。これらに加えて、腸内細菌のエサとなる食物繊維を多めに食べるようにしてください。

気をつけて欲しいのはこれだけ食べておけば大丈夫ということではないということです。普通の食事にプラスする。そういう感覚で取り入れておきましょう。

適度な運動を行う

コロナウイルスを完全に自分から遠ざけることはできません。少なくとも毎日電車に乗っている人、会社に行っている人は、大なり小なりリスクはあります。でも、そういうときに体力があれば耐えられる可能性があります。

現時点では、体の弱い人ほど感染しやすいという報告がありますので、適度な運動をして体力をつけておけば、発症リスクは下がるはずです。

ただし、フルマラソンのような高負荷な運動は免疫力が低下するのでおすすめできません。すでにフルマラソンの予定がある人は、今回ばかりは追い込まない走りを心がけてください。フラフラになってゴールというのが1番危険です。笑顔で手を振りながらゴールできるくらい抑えてください。

とはいえ、日常のランニングくらいなら心配することはありません。30分から1時間くらいのジョグならストレス発散になりますし、体温も上がります。ウイルスも空中を漂っているわけではないので、いつも通り走りましょう。

体を冷やさないようにする

コロナウイルスに効果があるかわかりませんが、体を温めるというのは体の免疫力を上げるという意味では効果的です。実際に風邪をひいたときや、インフルエンザにかかったら熱が出ますよね。あれはウイルスや菌を熱で攻撃している状態です。

体を常に温めておくこと。少し暑いと感じるくらいで構いません。汗が出るとなるとやりすぎですが、腹巻きをしたり、足元にヒーターを置いたりして、体をしっかり温めておきましょう。

ただし、体を温めることで免疫力が上がるかどうかの議論では、「まったく意味がない」とする人もいます。とはいえ、体を温めれば血行が良くなりますし、それによってウイルスを攻撃しやすくなるという考え方もあります。どちらも専門家の意見ですので判断は迷うところですが、やらないよりはやったほうがいいかなとは思います。

収束するまでは、シャワーではなく湯船にしっかり浸かるようにしましょう。半身浴にして、体をしっかり温めれば体温が上がって免疫力もアップします。リラックス効果も期待できますしね。ただし、湯冷めには気をつけましょう。

ストレスを減らす

ストレスは目に見えませんので、なかなか自分がストレスを感じているとはわからないものです。でも、そのストレスが免疫力を下げる大きな要因になります。精神的にまいっているときほど、病気になりやすいのはそのためです。

できるだけ自分の周りからストレスを取り除きましょう。満員電車のストレスを解消するのに、少し早めに家を出たり、仕事でのストレスを減らすために定時で上がったり。ストレスの原因は人それぞれですが、思い当たるものがあれば、なんとかしてそれを減らせないか考えてみてください。

減らせないなら楽しいことを増やしてください。仲のいい友だちに会うのもいいでしょうし、映画を観たり、お笑いの動画を見るのでもいいでしょう。自分が楽しいと思える時間を増やしてください。

反対に「最近頑張ってるなぁ」と感じたら、それはストレスを感じている状態です。頑張れているうちはなんとかなっても、気が緩んだ瞬間に免疫力が低下します。収束するまでは、何事も頑張らない自分でいてください。

しっかりと寝る

いつも言っていることですが、睡眠はとても大事です。リカバリーは眠ることでしかできませんので、とにかく寝るように心がけてください。いつもよりも1〜2時間くらい多く寝て、体力を蓄えておきましょう。

間違っても夜更かしなどしないように気をつけてください。永遠に夜更かししてはいけないとは言いません。しばらくの間はとにかく睡眠時間確保が最優先課題です。いつもよりも2時間早く寝て、1時間早く起きて走りに行く。これがおすすめのルーティンです。

寝ないことにはどんな手を打っても無駄になります。免疫力を低下させないための基本が睡眠ですので、これでもかというくらい眠るようにしましょう。

殺菌効果のある食べ物も摂っておく

インフルエンザウイルスの予防に蜂蜜が効くという話があります。蜂蜜の殺菌効果がインフルエンザウイルスを跳ね除けるのか、そのメカニズムは分かりませんが、蜂蜜レモンのようなドリンクならビタミンも摂れますし、体を温める効果も期待できます。

そういう意味では、生姜やニンニクも効果がありそうです。ニンニクは匂いが気になるかもしれないので、あまり使いたくないかもしれませんが、大量に摂取しなければ気にする必要はありません。

もちろん、きちんと食事をすることが大前提ですが、これらの食材を上手く活用して、体を守るように意識してみてください。ただし、1歳未満の子どもに蜂蜜はNGです。大人でも体に合わない人もいるはずです。最初は体に悪さをしていないか気をつけながら利用しましょう。

これらの食材は、わたしが普段から体調管理のために積極的に使っている食材でもあります。とくに蜂蜜は体調を崩しにくくなったので、ほぼ毎日摂取しています。新型コロナウイルスに効かなくても、インフルエンザ予防にはまったく無意味ではないと思っているので、おすすめしておきます。

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まとめ

もう新型コロナウイルスを完全に防ぐ方法はありません。脅しているのではなく、現実のリスクとしてお話ししています。だから自分なりの防衛がとても大切になります。人の多いところではマスクを使い、手洗いうがいを習慣化する。その上で免疫力を高めてください。

ただし、神経質にならないことが大切です。あまりに神経質になるとストレスで体が弱ってしまいます。自分のために、できる範囲でできることだけをやりましょう。

やるべきことをやって、それでも体調が悪くなったら、自己判断をせずにすぐに病院に行くようにしましょう。自己判断で大丈夫だと決めつけて、通勤中に新型コロナウイルスをばらまく可能性だってあります。周りに迷惑をかけないためにも、念のためにも病院でチェックしてもらいましょう。

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