料理が好きなんです。美味しいものを食べるのが好きというのもあるのですが、何かを作るという行為が好きなので、料理の時間はいつも楽しんでます。最近はずっと自宅仕事なので料理も息抜きになりますので、ちょっと変わったことをしようかなと。
CNNが調査した世界の美味しい料理ランキングというものがあって、そこには見たこともない料理がいっぱい載っていて、これを全部作ったら面白いんじゃないかと。そこでとりあえず世界で一番美味しい料理とされるルンダンを作ろうかと。
それも紹介しているサイトに掲載されている情報だけで。レシピを調べたりせずに写真と少ない説明だけでどこまでできるかという遊びです。失敗するのも含めて面白いかなと……でも最初に作ったルンダンが思いのほか美味しくて、だったら作る工程をご紹介しようかなと。
原材料を推定して買い揃える
作るとなったらまずはお買い物です。サイトで掲載されていた原材料は3つ。
- 牛肉
- ココナッツミルク
- 香辛料
これらを長時間煮込むと完成するということですが、この香辛料というのが問題です。世の中には無数に香辛料があるわけです。ここがすべてだと思うわけですが、ヒントになるのは写真だけ。写真を見るとどうも赤いので唐辛子ベースなのは間違いなさそうです。
ですので最初にスーパーで唐辛子パウダーを手にしましたが、香辛料コーナーを眺めてて「チリパウダー」なるものを発見。唐辛子とクミン、食塩、オレガノ、ガーリックが混ざっているもので、クミンは買う予定だったのでちょうどいいなと。
ココナッツミルクは探すのに時間がかかりました。なんせ、そんなものを買おうと思ったことがないもので、どこにあるのか見つからず、牛乳エリアに行ったり、ジュースエリアや缶詰エリアに行ったりと店内をウロウロ。結局、カレーエリアにありました。そうですよね、カレーに使うんですから。
というわけで購入したのが下記です。
- 牛肉400g(ステーキ肉)
- ココナッツミルク400g
- チリパウダー
- ニンニク
- 生姜
牛肉はカレー用にしたかったのですが、牛脂を使いたかったので脂身がしっかりとついていたステーキ肉を採用。これだけでできるのか不安でしたが、これ以上何も思いつかずに帰宅して調理開始。
料理した後に調べたら、香辛料には唐辛子、ガランガル、レモングラス、エシャロット、ガーリック、ショウガ、ウコンなどが使われるそうで、7種類中4種類が揃っているというミラクル。
ルンダンのようなもののレシピ
それでは実際のレシピを順を追ってご紹介します。
牛肉を1口サイズにカット
まずは牛肉を1口サイズにカットします。サイズは適当でいいと思います。なんせ見たこともないので……いま思えば少し大きめのほうが良かったかもしれません、シチューみたいにゴロゴロのお肉のほうが肉々しくて満足感が高いような気がします。
このとき脂身を切り取って牛脂用に小さめにカットしておきます。まぁ最初から牛脂を入手しておけばいいんですけどね。ちょっとプロっぽいじゃないですか、素材をうまく活用しているみたいで。料理はそういう雰囲気大事です。
にんにくと生姜をみじん切り
にんにくと生姜はすりおろそうかと思いましたが、面倒だったのもあって、粗目のみじん切りにしておきました。正解などないんです。そのほうが風味付けにもなるかなという直感に従っただけ。台湾の料理でよく使う手法なので、まぁおかしなことにはならないかなと。
牛肉の脂身とにんにく・生姜を炒める
まずフライパンに牛肉の脂身を入れて弱火でゆっくりと温めます。やり方が正しいかは気にしないでください。牛肉を炒めるだけの脂が取れればいいんです。熱して脂が出てきたら、脂身は取り除きます(脂身は調理中に塩を振って美味しくいただきました)。
脂身ににんにくと生姜を入れて香りづけをします。肉の臭みがとれるのかな?400gで680円というとんでもなく安い牛肉ですので、こういう作業はばかにならないというか、かなり重要……たぶん。
牛肉を炒めてココナッツミルクを投入
脂からいい匂いがしてきたらカットした牛肉を入れて炒めます。赤い部分がなくなればいいかと思います。煮込むのでそこまでしっかり焼かなくても大丈夫です。
赤い部分がなくなったらココナッツミルクを全部投入します。この量で合っているのかは知りません。今後使うこともないだろうから余らせても仕方ないので、全部使うことにしました。
チリパウダーと調味料で味付けして煮込む
ココナッツミルクが温まったところでチリパウダーを入れます。入れすぎると辛くなると思って少しずつ用心しながら入れてたのですが、思ったほど辛味が出てこないので、結果的にキャップを外して1本20g全部入れました。
それでかなり美味しそうになったものの、味見をしてちょっと物足りないので塩を追加。量ってないのでどれくらい入れたかは不明。追加で隠し味として醤油も使っています。必要かどうかではなく「隠し味」という響きが欲しかったから……
隠し味を使った料理って美味しそうじゃないですか。それだけです……
それでもコクが足りなかったので、鶏ガラスープの素も投入。おそらくですが、これはブイヨンのほうが美味しくなります。鶏ガラだと牛の味とケンカするので。でもブイヨンなんてものはなかったので、コクが出そうなものとして使いました。
水分が飛ぶまで煮込む
あとは煮込むだけです。1時間以上煮込みましたが、きっと本当は3〜4時間くらい煮込んだほうがいいと思います。ホロホロに崩れるくらいがベストな気がします。でもわたしは空腹に耐えられなくなって……
ルンダンのようなものはただただ美味しい
これがルンダンと呼べるものなのかどうかわかりませんが、とにかく完成しました。ちょっとしたカレーのようなものなのでしょう。本当はルンダンだけを楽しむつもりでしたが、どう見てもライスが合いそうで、見た目も葉っぱが欲しいところ。
でもいまさらお米を炊くのも面倒なので、コンビニで葉っぱの詰め合わせ(言い方……)とライスを購入。きっと店員さんにベジタリアンだと思われたことでしょう。
全部お皿に盛り付けて完成です!
予想を裏切り、それっぽいものができてしまいました。天才かと思ったのですが問題は味。恐る恐る一切れ口に運んだら……いや、ちょっと笑えるくらい美味しいじゃないですか。これがルンダンじゃないとしても問題ありません。鶴巻温泉風ルンダンです。
普通に料理として成立しています。きっと誰が作っても美味しくできるものなのでしょう。なんせ世界で一番美味しい料理ですから、素人が作ってもそこそこ美味しい料理くらいに仕上がるはずです。きっと誰でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
反省点があるとするなら、「もっと時間をかけて煮込む」と「ご飯を用意しておく」くらい。あとパクチーがあるとさらに美味しくなりそうな気がします。
いやいや自分で作るのは面倒だ。もっと手軽に世界で一番美味しい料理を味わいたいという人は、チキンバージョンですがレトルトで売られているのでそちらをお求めください。もしくは緊急事態宣言が解除されたらインドネシア料理のお店で。
都内のいろいろなお店で食べられるとのことなので、僕も落ち着いたら自分のルンダンがどこまで本物に近いのか確認してこようと思います。あとはインドネシアまでルンダンを食べに行くという目標もできました。ルンダンを食べて、ジャカルタマラソンかバリマラソンを走らねば。