好きなことを愚直に追いかけ続ければ道は開ける

毎朝ヨーグルトにかけているアサイーが足りなくなったので、購入するために本厚木まで行ってきた。アサイーは成城石井で購入できるのだが、残念ながら鶴巻温泉にそんなオシャレなスーパーがあるわけもなく。普段ならUberEatsの配達に合わせて購入するのだが、ここ最近は自宅仕事だったので本厚木へ。

いきなり「ちなみに」なのだが、ちなみにUberEatsなら成城石井で買い物ができる。アサイーが売っているかどうかは知らない。ただ成城石井でのピックアップは個人的に好きだったりする。次に引越すことがあったら、成城石井がある街がいいなと思ったりも(使うとは言っていない)。

「ちなみに」ついでに書いておくが、アサイーは造血作用があるとされている。造血を促すホルモンが活発になり、体内で血液が作られるので、血液ドーピングと同じ状態になる。もちろんドーピングではない。血液が増えるので運べる酸素の量が増えて走力アップにつながる。

実際にヘモグロビン濃度が変わったという人もいる。だからランナーが摂取しない理由がわからない。いや、ランナーだけでなく有酸素運動をするすべての競技で効果が期待できるのだが、まだ一部のランナーしか活用していない。厚底ランニングシューズを買うくらいなら、アサイーを買ったほうが賢い。

本題に入ろう。

街に出たときには本屋に行くことにしている。アサイーを買うなら本厚木か海老名で、いろいろ買い物を考えたらLaLaportのある海老名のほうがいいのだが、本屋の充実度は圧倒的に本厚木。やはり昔から栄えている街のほうが本屋の質も数も多い。

わたしは本が好きで、今は電子書籍ばかりだが、こうやって本屋に行けるチャンスがあれば、気になる本をパラパラめくることにしている。そこで気に入ったものが見つかれば購入する。たまには紙の本もいいものだと思うので。今回も目的はなかったのだが本屋には向かった。

嘘だ。乃木坂46の鈴木絢音さんの写真集が出て好評ということなので、売ってれば買おうかと思っていた。風景が多い写真集だということと、乃木坂46の中でちょっと変わった雰囲気がある子で、そういう写真集を1つくらい持っていてもいいかなと。

かなり売れているらしく、残念ながら在庫はなかったので、いろいろ物色をしていたら、「ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか」という本を見つけた。アンバサダーとしては気になるわけだが、買うかどうか決めるのにページをめくってみた。

するとワークマンのランニングシューズの項目があり、そこに980円のシューズが売れた話が載っていたのだが、そこにわたしのことが書かれていた。火付け役になったブログネタのことを詳しく書いてあり、なんとも不思議な感覚にさせられた。

まずとんでもない確率だ。おそらく鈴木絢音さんの写真集があったら、それを手にしてすぐにアサイーを買いに行っていただろう。他に気になる本があれば、そちらに手を伸ばしていただろう。ワークマンに関する本も2〜3冊並んでいて、しかもたまたまめくったページがそうだったのだ。

わたしは、こういうのを万有引力の法則と呼んでいる。必要なものが引き合うようにできているのだ。きっとわたしは、今回それを目にする運命にあったのだろう。運命と表現するのが適切かどうかはわからないが、それ以外の表現方法が見つからない。

なかなか人生で経験できることではない。そこそこ売れた本に自分のことが書かれている。わたしの名前が出ているわけではないので、別にわたしの知名度が上がるわけではないのだが、こんなわたしでも世の中にちょっとしたムーブメントを起こせたというのは自信になる。

いや自信などあっても仕方ないのだが。何者かになりたいわけではなく、成功したいわけでもない。わたしは基本的に自分の生きたいように生きているだけなのだが、それが自分の手の届く狭い世界ではなく、自分の知らないとことでも影響を与えている。

あわよくば、わたしの影響でポジティブな変化があった人がいるといいのだが、そこまでは望んではいないし、そこまでうぬぼれてもいない。自分の器のサイズくらいはわきまえている。たまに、数年に1度こうやって小さなコミュニティで騒ぎになるくらいが私のサイズ。それ以上でもそれ以下でもない。

乃木坂46の子たちのように、何万部も写真集が売れるわけではない(出すつもりもないが)。

きっと誰でも好きなことを追求すればこれくらいのことが起きるのだろうが、そんな自信を持てずに1歩を踏み出さない人がほとんどなのだろう。あたり前だ。好きなことのために会社を辞めるなんて無謀だし、未来が不確実過ぎる。独立した人の大半は3年もせずに廃業する。

わたしは運がいいだけかもしれない。でも愚直にまっすぐ進んでいれば、思いも寄らない未来が待っている。それを手にしたいなら、そこから飛び出さなければいけない。恐怖心しかないかもしれないが、そこで勇気を振り絞った人だけに開かれる扉がある(わたしは根拠のない自信があったから勇気は不要だったが)。

こういう時代なので本当は今の居場所から動かないほうがいい。だが、そこが焼け野原になることがわかっているなら、丸焦げになる前に飛び出したほうがいい。そして好きなことだけに時間を使うべきだ。人生は永遠ではない。限られた時間をムダにしないためにも、1歩を踏み出せ。

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