東京オリンピックが無観客になる?【稼ぐ方法が1つしかないというリスク】

これを書いている段階では、まだ「無観客が濃厚」ということのようですが、どうやら東京オリンピックは無観客になるようです。3枚のチケットを持っていましたが、払い戻しということになるのでしょう。20,500円戻ってくるようですが、Magic Trackpadを最新モデルに買い替えた代金にほとんどが消えます。

自分の目でオリンピックを見れなかったのは残念ですが、いつかどこかの国で開催されるのを観に行くモチベーションになればいいかなと。生きている間に1回くらいは観に行きたいものです。オリンピックを観たいというよりは「オリンピックを観に行った」という行為をしたいだけですが。

東京オリンピックを開催するか中止にするかということで揉めるかと思ったら、いろいろ有耶無耶にして開催するのは既定路線のようになっています。別に個人的にはどっちでも構いません。自分が出るわけでもなく、きっと仕事でほとんど観戦しないでしょうから。

それに関わる話かどうかはわかりませんが、ロッキンジャパンフェスが中止になるということで、アーティストからダイレクトに批判的な声が出ていましたが、こういうときにいつも思うんですけど、なんで怒るんでしょうね、人って。マラソン大会が中止になったときもそうでした。

そのエネルギーがあるなら、誰にも邪魔されない自分だけの場でイベントを開けばいいと思うのですが。名前の売れているアーティストならどこかに山ひとつくらい買って、自分の敷地内でフェスでもなんでもやればいいのになと思うんです。マラソン大会だって自分で開けばいいと思うんです。

暴論なのはわかっています。でも、人のふんどしで相撲をとっているのに、そのふんどしを取り上げられて怒るのはみっともないことです。誰かにイニシアティブを握られる形で、何かに依存した形でいるから振り回されるんです。そうなりたくなければ自分がイニシアティブを握ればいい。

ある芸人さんがテレビの枠を、自腹で購入したということがニュースになっていました。そうすればスポンサーに配慮することなく放送コード内であれば好きなことができるというわけです。テレビに依存はしていますが、少なくともスポンサーに気を配らなくてもいいというのは面白いチャレンジだと思います。

あるアスリートが「オリンピックに出るために命がけでやってきた」と言いましたが、私の個人的な考えとしては、最悪な生き方だと思います。そのアスリートについて名前と実績くらいしか知らないので、その人自身を否定しているわけではなく、何かにべったりと頼るというスタンスを危険だと思っているという話です。

自分にはこれしかないと思って、すべてを投げ売って1つのことに注力するというのは、外側から見たらカッコいいことです。プロ野球選手やプロサッカー選手は憧れる人も多く、多くのお金も稼げるので夢があります。でも戦う場がある日突然消えてしまう可能性だってあります。実際に1年前はその1歩手前までいきました。

そういうときに他に稼ぐ方法を持っていないというのは、かなり危険です。稼ぐ方法を持っていないというと表現がよくないかもしれませんので、言い方を変えるとするなら「生きる方法」でしょうか。プロアスリートはその競技にだけ集中していればいいように思えますが、それ以外に生きる方法がないというのはリスクしかありません。

実際に有名なアスリートが、晩年ひどい暮らしを強いられているというのはよく聞く話です。反対に元サッカー選手の中田英寿さんは現役の頃からサッカーに依存しない生き方を意識して、早い時期に引退し、別の生き方へとシフトして成功しています。この「依存しない力」というのが私たち1人1人に求められています。

オリンピックなんてなくても生きていけるアスリート。フェスやライブができなくても生きていけるミュージシャン。会社が明日潰れても生活に困らない会社員。これは意識を変えることで誰でもできることだと思っています。ただ、意識を変えなくてはいけないという感覚がない。

別に他人の生き方だからいいんですけどね。ただ、自分のふんどしを用意すればいいのになと思うだけです。いつまでも借り物じゃ気持ち悪いじゃないですか。

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