1年ぶりのピラティスで整う【体の変化を感じた海辺のピラティス】

昨日は1年ぶりのピラティスでした。昨年末から慌ただしく働いていて、ずっとお世話になっていたピラティスの先生に会えずにいたので、何を差し置いてでも「会いに行く」を優先。今年はもう1人「会いに行く」人がいるのですが、不義理になっているのはよろしくありません。

ピラティスをはじめたのは、最初の会社を辞めて個人事業主として藤沢に戻ってきたタイミング。あれって何歳だったのか覚えていませんが、ピラティスの先生とはもう15年ちかい付き合いになるような気がします。今の私がランナーとして走れているのは、全部その先生のおかげ。

ただ、この1年は忙しさを理由に体を見てもらっておらず、ほぼ1年ぶりのピラティスになりました。今回はひさしぶりすぎたので、ちゃんと動けないことを想定していたので、テーマは「脱力」だけに絞って体を動かしてみました。

その部分だけでいえば、甘めに考えて80点くらいでしょうか。ほぼほぼ脱力できていましたが、意識ができていないときに、変なところに力が入っていたので。ランニングでも一緒ですね。脱力を意識していても、後半になると力に頼ろうとする。

マラソンもピラティスも最終的に大事なのは、無意識で理想的な動きができるということ。意識したら誰でも思い通りに動けますが、それを無意識でできるようにならないことには、自分のものにしたことにはなりません。

なので、脱力が自分のものになるのにはまだまだ時間がかかりそう。でも、これは私が目指すべきひとつの方向性なので、諦めるつもりはありません。いかにして無駄な力を省くかということが、人生をかけての課題かなと。

いわゆる「達人」の領域なんですよ、脱力というやつは。ランニングの達人になれるかどうかは知りませんし、そんなものがあるのかもわかりません。でも、どのようなスポーツでも根っこの部分がつながっているなら、ランニングの達人というものはあるはずです。

達人になりたいのではなく、極めてみたいというだけなんですけどね。それはきっと、今のランニングの常識を超えていく必要があって、それはスポーツではなく「ランニング道」もしくは「走道」みたいな位置づけになる気がしています。

その「走道」というのがピラティスと繋がります。さきほど「意識したら誰でも思い通りに体を動かせる」とお伝えしましたが、実際にはほとんどの人が、意識しても思い通りに自分の体を動かすことができないのが現実。

ランナーの多くが、自分の体をコントロールせずに、反復運動としてランニングを行っています。そのときの動きが正しいものならば、別に問題はないのですが、ほぼすべての人が正しくない動きで体が覚えているから、ちゃんと走れません。

陸上競技経験者がブランクがあっても速く走れるのは、正しい動きを学生時代に習得し、体がそれを覚えているからだと私は考えています。それをしていない私たち一般のランナーは、まずは体を思い通りに動かせるようになるのがファーストステップ。

とりあえず私の場合は、1年ぶりのピラティスでしたが、ある程度は思い通りに動かせたので次第点といったところでしょう。ピラティスの先生に現状報告もできましたし、あとは今シーズンのレースに向かっていくだけ。がんばるのは愛媛マラソンだけですけどね。

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