忖度なしに自分の本音をレビューすることの難しさと解決するための方法

21kmペース走の疲労が思ったよりも大きくて、朝ラン程度しかできていません。いわて盛岡シティマラソン1週間前にこの状態というのは流石に焦りますが、まあ完走できないことはないので、あまり深く考えないことに。問題はワークマンのオーバードライブをどうレビューするかだけなので。

RUNNING STREET 365で「自腹レビュー」の連載を始めることにしました。別にここに書くようなことでもないのですが、最近はメーカーから商品を提供してもらえることも多く、さすがにそうなると言葉を選んで紹介することになります。忖度というやつですね。

もちろん、どこかのランチューバーさんのようにメーカーの言葉をオウムのように繰り返すなんてことはしませんし、自分なりの言葉で噛み砕いて説明しますが、やはり本音からは少し離れてしまいます。なので、自分で購入して、良いところも悪いところも評価しようかと。

マラソン大会が戻ってきたことで、RUNNING STREET 365のアクセス数も増えてきたので、ほんの少しだけ予算に余裕ができたというのもあります。2ヶ月に1回くらいはランニングシューズの自腹レビューはできますし、ランニングアイテムなら1週間に1回くらいはできるはず。

レビューのための撮影に時間がかかるのですが、それはもう仕方ないこと。とにかく、自分だけが発信できる情報を増やしていくこと。そうでないと、ブログみたいな衰退メディアで生き残っていくことはできませんから。逆に言えば個性があれば、ブログでもまだできることはたくさんあります。

幸いなことに、私はビジネスとしてRUNNING STREET 365を運営しているわけではないのですし、すべて1人でやっているから好きなことを好きなように発信できます。ただ、しがらみというか、忖度している自分と本来の自分のバランスを取るために、本音で発信する場は必要かなと。

ワークマンのオーバードライブも、今回は「硬すぎる」をテーマに進めていきます。硬いからインソールを導入して、いわて盛岡シティマラソンに挑むというストーリー。これはアンバサダーとして正しいのかは分かりませんが、同じように困っている人にアドバイスすることの方が大事と判断してのこと。

ランナーにとって役に立つ情報を発信していく。それもできるだけ中立な立場で。そこに私の個性は必要ないと思ってきましたが、7年も続いたので新しい1歩を踏み出してもいいのかなと。RUNNING STREET 365のテイストも広まってきたことですし。

多分RUNNING STREET 365もここらが大きな分岐点。あまり知られていないけど、時々検索に引っかかるレベルのサイトで終わるか、毎日アクセスしたくなるようなサイトに成長するか。それを決めるのはやはり記事の内容。ここにしかない情報を発信し続けるしかありません。

似たようなことをしてるサイトもポツポツ出てきましたし、やはり今のトレンドは動画。そういうライバルに飲み込まれてしまわないために、本音で語る自腹レビューは必ずひとつの武器になると信じています。まぁこれまでいろいろ提供してもらえたのが恵まれすぎているんですよね。

大阪マラソンが大幅な定員割れを起こして、正直なところ焦っているのもあります。コロナ禍前まではやはりバブル状態だったわけで、みんな気付いてないか、見ないふりをしているけど、完全に泡が弾けてしまった状態。本当なら撤退してもおかしくないところ。

でもやっぱり走ることが好きだし、沈む船だとしても、ランニングに救われた私には微力でも支えなくてはいけない立場にあります。まぁ沈んだところで命まで奪われるわけではありませんし、自分ができることを積み重ねるだけなので、これからも変わらずに発信していくだけですけどね。

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