大切なのは何もしない時間ではなく、選択肢がいくつもあること

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今日、大阪から自宅に戻ります。今回は大阪の叔母の家でお手伝いをしたのもあって、ゆっくりと4泊もさせてもらいました。久しぶりに同級生にも会えて、話が盛り上がりすぎて終電を逃しそうになるなど、充実の時間を過ごしました。

会社員時代だと考えられないことですが、フリーランスならではの自由度があるからできること。もっとも会社員時代だって有給が足りなくなっていましたので、働き方に関係なく、もともと自由を謳歌してきた感はあります。

ただ「自由」というと、好きなことをして時間を過ごしている、ちょっと堕落したイメージがあるかもしれませんが、私にとっての「自由」は、選択の自由があるということです。選択肢がいくつもあり、そして好きなように選べること。

何もしないとか、ダラダラ過ごすという自由もありますが、それは私の望むものではありません。やらない自由というのも人によってはポジティブなものなのかもしれませんが、私はそんな日が1日あるだけでも耐えられませんので。

私だって疲れることはあります。でも疲労は寝てしまえば基本的に抜けます(いまそうでなくて困っていますが)。休むために1日に何もせずに過ごすというのは、どうも性に合わないので、やはり私にとっての自由は選択肢がいくつもあることです。

会社員というのは安定した収入を見込めますが、この選択肢とのトレードオフなんですよね。多くの会社員は自分の都合だけで仕事を休めないわけで、大型連休以外にまとまった休暇を取ることもできません。フリーランスは不安定ですが、まとめて1ヶ月休むこともできます。

それだけ収入は止まってしまいますが、まとめて稼げているなら翌月に収入につながる仕事以外のことでスケジュールを埋められます。私にそんな時間があったら、いくつもサイトを作るとかしそうですが、それが可能なのがフリーランス。

もっとも、フリーランスだって業種によっては思い通りには休めません。たとえば機械設計のフリーランスは基本的にプロジェクトが終わるまでは、そう簡単には休むことができません。グループで仕事をする場合は、機械設計以外も同じだと思います。

そういう意味ではライターのような、単独で働くというフリーランスはとても恵まれています。ただ、人によっては他人とのコミュニケーションが減るので、そこで耐えられないという人もいるかと思います。実際にコロナ禍で自宅仕事になって、しゃべれないのがつらかったという人もいますし。

何をもって、自分の理想とするかは人によって違います。私にとっての理想が、他の人にとっての最悪な環境というケースもありますので、選択肢がいくつもあることを自由だと感じるのは、あくまでも私にとってという話です。

やらなくてはいけないこと、やるべきことがある状態だと、私は精神的に落ち着きます。何もしていないとどうしていいか不安になりますし、無駄に時間を過ごしているのではないかと、思考もネガティブになるタイプ。昭和な働き方は好きですが、令和の働き方はきっと無理。

本当はもう少しゆとりのある時間を作って、クリエイティブにやるべきなんでしょうが、そういうのは才能がある人たちに任せるとします。私は自分の人生がギュッと詰まったものになればOK。そのために、常にたくさんの選択肢を持っておきたいなと思うわけです。

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