今年もいよいよ残り1日となりました。振り返ると伊豆高原での宿直で、おせち料理の盛り付けから始まった1年でしたが、今年の終わりも同じく、伊豆高原の宿「一本のえんぴつ」で宿直の仕事をしています(きっと明日はおせちの盛り付けです)。
最初から今年は宿直を最優先するつもりで始まったわけですが、実際にGWや夏休みなどの繁忙期は長期間ずっと宿でお手伝いしていました。苦手だったベッドメイキングも、少しはまともにできるようになり、自分1人でいろいろ対応できるようになりました。
これから先、職を失ったとしても客室清掃のアルバイトで食い付いでいける気がします。UberEatsと同じようにお客さんを選べないので、いろいろな経験をしましたが、宿も常にアップデートしているので、夜中に呼び出される回数も徐々に減ってきました。
UberEatsはというと、今年の終わりにはそこそこやりましたが、それでも1週間に1回程度。いろいろとルールが変わったりして、私もやり方を変えたのもあって、1回の配達で50kmも移動しなくなり、始めた頃のように体が疲れてどうにもならないなんてことはもうありません。
稼ぎにくくはなっています。天候次第ですが6〜7時間配達して、インセンティブ込みで1万円前後くらい。運びたくないエリアへの配達を徹底して断るようにしてから、待ち時間が長くなっていますが、これは仕方ないこと。なんでも請けていたら身が持ちません。
何でも請けるという意味では、ライティングの仕事もかなり減ってきました。いくつか安定して仕事をくれているクライアントさんもいますが、私が営業活動をしないのもあって、ここからは減っていく一方でしょう。
捨てる神あれば拾う神ありではありませんが、何かがなくなると何かが増えるものでして、今年はフルマラソンがようやく帰ってきました。昨年もぐんまマラソンを走っていますが、そのときはまだお試し感覚がありましたし、何よりも復帰レースは思うように体が動かず。
今年は「いわて盛岡シティマラソン」と「国宝松江城マラソン」に加えて、階段垂直マラソンのVJCシリーズの一般の部にエントリー。名古屋と大阪で階段を駆け上がっています。そして、やっと海外マラソンに参戦。記憶に新しい12月には台北マラソンでハーフマラソンを楽しみました。
台湾に付くまでにかなり大変な思いをしましたが、いま振り返っても「行ってよかった」と思っています。あれはもしかしたら私にとっての人生のターニングポイントになったかもしれません。あとは東北横断ランも楽しい思い出のひとつ。いつか黄金色の庄内平野を見に行くという目標ができました。
宿直を最優先することに決めたので、ランイベントはほぼ開かずでした。すべてを手にすることはできないので仕方ないことですが、期待していた人には申し訳ないなという思いはあります。その他にもいろいろと不義理なことをしてしまいましたが、進む方向を変えるのに無傷ではいられないのは当然です。
反対に久しぶりに会える人も多く、みんなそれぞれに抱えているものはあるものの、顔を合わせて元気そうな姿を見ていい刺激になりました。やっぱり人間は人と接してなんぼです。1人で生きていけるわけではありませんから。
そんな人のつながりが、おそらく来年にさらなる大きな変化をもたらしてくれそうです。来年の目標は明日書くとして、今年の総括としては「ターニングポイントになったいい1年だった」ということ。来年は今年以上にいい年になるよう、とりあえずおせち料理の盛り付けをがんばります。