SNSに依存しすぎないこと【どんなサービスもいずれ終わる】

Twitterが昨日の朝から不具合を起こしていて、投稿できなかったり、フォローできなかったり。こういうことが起きると、ひとつのサービスに依存するのがいかにリスクが高いかがわかります。たとえばLINEが撤退したら、私たちは多くの人と連絡が取れなくなります。

撤退しないまでも不具合を起こすだけでも、ほとんどの人が被害を被るわけで、その状態は健全ではないなと。LINEは通信というかライフラインとして欠かせないものになっていますが、そこにすべてを依存していると確実にしっぺ返しをくらいます。

SNSはすでになくてはならないサービスですが、20年後30年後に続いているとは限りません。mixiだって細々と続いてはいるもののもはやSNSの役割を果たしていません。人間関係をひとつのSNSで完結させないこと、リアルな人付き合いも忘れないことが大切。

わたしが子どもの頃に「友だち100人できるかな」と歌っていましたが、今どきはSNSで1,000人と繋がっている人も珍しくありません。SNSでの繋がりを友だちと呼べるかどうかという話はありますが、関わる人の数が多くなりすぎている気はします。

これをどこで整理するか。なかなか難しい悩みをずっと抱えています。ライターとして活動しているので、自分を知ってもらうことは大切。人との繋がりが今の働き方に繋がっているので、数を減らせばいいというわけでもなく、しかもいろいろな考え方の人がいる方が私にとっては刺激になります。

自分にとって居心地のいい言葉が詰まったタイムラインは、間違いなく自分をダメにします。もちろん自分に危害を加えたり、あまりにも危険なことばかり呟いていたりする人はブロックすることもありますが、思想面でブロックするようなことはありません。

だからある程度はフォローもフォロワーも多いに越したことはありません。ただ、そのほとんどが、インターネットという閉ざされた空間におけるバーチャルな付き合いなのだということを忘れてはいけないなと。障害が起こったら連絡を取り合うことすらできなくなる関係。

別にそれを憂いているわけではありません。そういう時代だというだけのことで、私自身は時代に適応するだけ。こうであってほしいという理想なんて持ち合わせていませんし、ポリシーみたいな厄介なもので、自ら自分を束縛するなんて考えられません。

だからこそ、いつでも1人でリスタートできる自分でいたいなとも思います。ある日突然、全ての関係をリセットされても、そこで後ろを振り返ることなく、顔を上げて前に進める人間であること。そこが私の目指すところのひとつです。

別にいま繋がっている人たちを軽く見ているわけではありません。ただ現実問題として、インターネットがあるから繋がっている人が圧倒的に多く、ある日突然世界のインターネットが遮断したら、2度と会えない人もいるわけです。それを忘れないようにしたいというだけです。

サービスとして依存しすぎないことと、人間関係を繋ぐアイテムとしても依存しすぎないこと。たったひとつのサービスが終了しただけで関係性がリセットされるのが嫌なら、別の方法で繋がれるように備えておくこと。それを早めにしなくてはいけないと感じたという話です。

繰り返しますが永遠に続くSNSはありません。TwitterにしてもInstagramにしてもLINEにしても収益がでなければ撤退します。そうなったときにどれくらいの困るのか想像してください。願わくば私は「まったく困らない」と言える人間でありたいなと。

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