今後の新規仕事をしやすくするためインボイスの申し込みをしました

いくつかの会社から支払調書がなかなか送られてこないので、もう自分で計算して確定申告をしようかと思ったのですが、e-Taxでの受け付けはすでに始まっていても確定申告は2月15日からなんですね。とりあえず確定申告は来週に先送りすることにしました。

時間が余ったのでインボイスの登録をしました。本当はやりたくなかったのですが、北海道での仕事が決まって、これまでとは違った仕事が飛んでくる可能性もあるので、どんな仕事もすぐに受けられるようにしておこうかと。サービス業なんで簡易課税にすれば売り上げは5%減で済みますし。

まぁこれまでがボーナスステージだっただけで、本来は収入でもなかった消費税を懐に入れていたわけですから、こうなるのは仕方ないこと。収入が5%減るわけですが、その程度で破綻することはないでしょうし。それよりも物価高の方がダメージがあります。

もっと北海道で働いているうちは初期費用を除けば飲食代以外、ほとんど必要ないはず。おそらくお店が休みの日はライティングしているでしょうし。もちろん暖かくなったら、少しは出かけようとは思いますが、休みがほしいタイプでもなく。

というわけでインボイスを導入することに。とにかく国にお金がないのは明らかなんですが、本当になりふり構わない感じ。会社員だと実質税負担率が約57%になるのだとか。よくみんな大人しく会社勤めているもんです。月160時間働いたら、80時間以上が国のために働いている時間。

ここまでくるともう「愛国心」と表現した方がいいかもしれません。もっとも会社員だと老後の生活もゆとりがありますし、私なんかは月額11万円くらいの年金で暮らすことになるわけで、キリギリスを助けてくれる優しいアリさんを今のうちに探しておかなくてはいけません。

インボイスの話でした。消費税を払えという話になるわけですが、フリーランスだと報酬に対して消費税をもらうという感覚が薄いんですよね。私なんかは1日1万円で仕事を請けることにしていますが、それは売り上げが365万円あれば貯金もできて余裕のある生活ができるから。

でもそれが成立するのは免税事業者だったからで、これからは365万円の売り上げを得るためには、消費税分をきちんともらわなくてはいけません。もしくは税込365万円でも暮らしていけるようにするか。私は今よりも働けないので、後者を選ぶことになります。

生活を切り詰めるか貯金を減らすか。もっとも今年どれくらいの収入になるのかまったくわかりません。思ったよりも高くなるかもしれませんが、想像以上に少ないかもしれません。2022年は過去最高収益なので、それを超えるのはなかなか難しいかと思います。

お金の話をするのはさもしいものですが、フリーランスのリアルを伝えるのも私の役割かなと。もちろん1億稼ぐフリーランスもいるので、ちゃんと目指すところがある人ならもっと夢がある話もできるのでしょうけど、フリーランスを10年続けられるのは10%。

ほとんどの人は稼げなくて辞めてしまいます。収入が1,000万円あったところで、10年間それを続けられる人なんてほんのひと握り。人生はマラソンなので、ゆっくりとでも継続できることが1番大切です。とはいえ、今回のインボイスでフリーランスの廃業率はさらに上がるんでしょうね。

10年で10%しか生き残らないなら、インボイス後はそこから2〜3%は下がるはずです。せめて企業から3年は、軌道に乗るまでの準備期間として免税にしてあげればいいのにとは思います。まぁフリーランスの経験がない人が政策を決めているから、願うだけ無駄ですけどね。

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