ファイターズのファンではないけどファイターズが勝つと嬉しい【たぶんそれをファンと呼ぶ】

流石に職場が職場だけあって、自発的にプロ野球の観戦をしなくなって20年以上経った私でも、徐々にプロ野球選手の名前や特徴を把握できるようになってきました。ファイターズの選手が中心で、あとはパ・リーグ限定ですが。

そしてファイターズのファンと一緒に一喜一憂していたら、やっぱりファイターズが勝つと嬉しいもの。いろいろ複雑な気持ちもありますが、ファイターズが強くなって集客してくれないことには、自分たちの利益も出ないわけですし。

私は基本的にファンになることがありません。プロ野球はもちろんのこと、他のスポーツでもそうですしアイドルやアーティストも追っかけたりはしません。「この人いいな」くらいはありますが、いなくても困ることはありません。

ファンになるって結局のところ熱量なんです。そこに情熱をどこまで傾けられるか。私は自分のこと以外に情熱を傾けることがありませんので、ファンになることはないんです。あいみょんのライブに連れて行ってもらって、「悔しい」なんて言う奴ですから。

そういう私が「ファイターズに勝ってもらいたい」と思うわけです。ただし、一応は中立の立場にあります。だって相手チームのファンも居るわけですから。目の前に相手チームのファンがいて、ファイターズの得点シーンを万歳三唱で喜ぶようなことはしません。

そういう冷静さは残っています。でも、ファイターズの選手のカードがもらえるイベントがあれば行くわけです。お店に貼るためなんですが、そうはいっても少しは「◯◯選手のカードをもらえたらいいな」と思うわけでして。

そういう意味では片足だけファンといったところでしょうか。熱狂すればいいじゃないかと思うかもしれませんが、自分よりも優れている人たちを応援するという感覚がいまいちわからず。頑張るべきなのは自分自身なのに。

結局のところ私は自分勝手な人間なんです。調和とか大事にしているようにみせかけて、実は完全個人主義。個人主義を成立させるために、周りに合わせることはします。でも、人間は基本的に1人で生きていくものだと思っているので。

それはどれだけ頼りになる親友がいても、大切な家族がいても同じです。そこを軽く扱っていいという話ではなく、軸が「1人」だという話です。軸はどうやっても自分自身だけで、まずは個人があって、そこに付随する形で人間関係があります。

もちろん、私だけの考え方なので、まともに真に受けないようにはしてください。私がそういうスタンスで生きているというだけのことで、真似したら友だちや家族を失いかねません。個人主義なんて変わり者の選択肢ですから。

なので、私がファイターズの完全なファンになることはまずありません。ファイターズの関係者に友だちでもできれば別ですが、そんな未来は用意されていないことくらいはわかっています。そして実際に友だちができたら、そこは線引をしっかりしなくてはなんて言い出すのでしょう。

ただ、やっぱりファイターズの勝利は嬉しい。とにかくたくさんの観客を呼び寄せてもらいたい。今のファイターズはそれに見合うだけの試合をしています。まだ荒削りですが、決して弱いわけじゃない。だから期待はしたくなるんですよ。それだけです。

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