千歳川の風に煽られながら走る【北広島市は風が強く吹いている】

千歳川の風に煽られながら走る【北広島市は風が強く吹いている】

どういうわけか北広島市は風が強い地域みたいで、昨日は吹き飛ばされるのではないかと心配するような天候の中を走ってきました。いや、実際に吹き飛ばされそうになりましたが、体重が重くなっているので助かりました。

その体重ですが、1.2kgほど落として56.8kgになっています。まだまだ重いし、ここからまだ減らさなくてはいけないのですが、最近は1日10km走れていて、それでいて食事も自宅でできているので、きっと55kgまでは落ちるはず。

ただ風が強いときにはある程度体重がないと困ります。そして、北広島はいつも風が吹いているわけで。Fビレッジにはいま、たくさんの風車が回っているのですが、あれも風があってのこと。

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昔から風の強いレースは苦手でした。最も風が強かったのは花蓮太平洋縦谷マラソンです。あまりに風が強すぎて集団の前に誰も出ようとしないから、私が引っ張ることになったあのレース。あそこで消耗していなかったら、年代別で1位になっていたのに……

昨日はそれ以上に強い風で、追い風と向かい風でキロ1分くらいペースが変わります。HIITもしてみたのですが、スピードが上がらないから心拍数も上がらず、ほとんど効果なしでした。これって体にとってはどうなんでしょうね。

風が強いなら、向かい風の環境で走るようにすればトレーニング効果が出そうですが、体への負荷が大きすぎるなら、できるだけ風の影響が出ないようにメニューを組む必要があります。逆に良いトレーニングになるなら、もっと質の高いトレーニング方法を考えます。

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向かい風の環境で5kgを背負って走る。これはかなり足腰が強くなりそうですが、スピードを出せないので心肺機能を追い込むことができません。スピードも出せないので、着地が雑になりがちという問題もあります。

どんなトレーニングも一長一短あるから仕方ないんですけどね。ただ、逆境は自分のスキルを伸ばせる絶好の機会です。難しい環境に身を置いて、しっかりとトレーニングを積み重ねることで、ランナーというものは成長するわけです。

向かい風というのは、難しい環境のひとつ。本当はどんな強い風が吹いても同じペースで走りきれるのが理想ですが、私はまだそのレベルには到達していないし、やっぱり強い風は苦手。かといって北広島市で暮らす以上は折り合いをつけなくてはいけません。

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もしかしたら向かい風を上手く利用すれば、追い風のように走れる可能性もあるんじゃないかと考えています。走りながら向かい風を利用して浮力を生み出す。それは無理だと思うかもしれませんが、やってみなくてはわかりません。

せっかく風が強い街で暮らしているのですから、それを有効に活用しないともったいないですよね。とりあえず体にジェット機の羽根を埋め込むことから始めよう……というのは冗談としても「浮力」は真面目に考える意味がありそうです。

向かい風の上手な走り方を見つけたら報告しますね。何も言わなかったら察してください。上手く浮力を作り出せて、重たい体なのに軽やかに走れるのがベスト。風が強いFビレッジハーフマラソンで1人、飛ぶように走っている人がいたら、それはきっと私です。

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