腰痛の原因はわかりませんが、やっぱり筋肉系のトラブルだったらしく、きちんと安静にしていたら徐々に回復してきました。まだできない動きがありますが、たぶんフルマラソンくらいなら普通に走れます。根拠はありませんが。
しかし原因がわからないし、先日はコンビニに買い物に行くだけで足を攣りかけるし。しかもここ数日は体調がそこまでよくなくて。長沼町に食事に行けるくらいの状態ではありますが、まだランニングの再開には時間がかかりそうです。
そうなると24時間裸足チャレンジは無理かなと。とりあえずスタートラインに立って、DNFするというのでもありかなと弱気になっています。いや、強がったところで今のコンディションでは絶対に24時間も走れませんから。
逃げるのは嫌、でも結果は絶対出ない。ウルトラマラソンはトレーニングをしていないと結果はでません。才能だけで走れるような世界ではありませんから。そして、自分はそれに見合うだけの練習もできていないし、体もできていない。
人生の優先順位でランニングがだいぶ下の方に落ちているので仕方ないのですが、走れないことを受け入れるにはもう少し時間が欲しいところです。いまフルマラソンを走ったら、きっとサブ4もきついくらいの状態にあります。
ときどき「今は全然走ってないけど、意外と簡単に走れた」みたいな自慢ツイートを見かけますが、あんなの特別才能があるか、それとも何らかのトレーニングをしているかのどちらか。マラソンは走らないことには速くなりません。
もちろん、10年後や20年後には、まったく新しい考え方ができて、走らなくても速くなる方法ができるかもしれません。少なくとも10年後にはマラソンの常識は変わっていて、20年後には私はまったく付いていけない状態になるはずです。
でもそれは先のこと。今はまだ地道に走り続けたものだけが結果を出せる時代。そして私はそれができていない。やっぱり焦りはあります。いったいどこまで体力が落ちていくのだろうと。自分がどこかでランナーでなくなってしまうのではないだろうかと。
今は走れなくて、あちこち痛くて体調も良くない。ランニングに関してはかなりネガティブになっています。でも、少なくとも体調が戻ればポジティブになるはず。なので今は耐えるときであり、充電期間と考えておきます。
私は自由に走れるようになって、はじめて私でいられるタイプの人間。走っていない自分は自分ではないという意識がどこかにありますが、今回はそれを断ち切るためのいい機会。走っていなくても私は私と言えるようになるために。
フリーになってからの数年間、あまりにもランニングが近くにあり過ぎました。だからそれがあたり前になっていて、走れないことがストレスになる。まずはその関係を少しだけでも「ランニングがなくても問題ない」に戻すための努力をしなくてはいけません。
新しい仕事を成功させるというのはそういうことです。すべてを手にすることができないなら、何かを手放さなくてはいけない。いろいろ手放してきましたが、次のステップは「毎日走れる環境」でしょうか。いま目の前にある課題を解決するためには、それくらい大きなものを手放さなきゃいけない気がします。
