北海道の人は優しい【Fビレッジハーフマラソンを終えて】

北海道の人の性格は本州とは違いがあって、ちょっとしゃいなところがあるし、でもママさんと呼ばれる人たちは漏れなく感情がストレートでキップがいい。ただママさんと呼ばれる人たちは好き嫌いがはっきりしていて、好かれる人はほんのひと握りです。

だから、なかなか受け入れてもらえないかなと思っていたのですが、今回のFビレッジハーフマラソンで広報していたことに対して、「ありがとうございます」と言ってくれる人もちらほら。正直失敗となった大会で、そう言ってくれるのはとても救われます。

またRUNNETでの評価は低いものの、投稿から少しだけ怒りの熱意が下がっているというのも、RUNNING STREET 365で記事を書いたことが少しだけでも意味があったのかなとも感じています。きちんと説明すれば北海道の人たちはわかってくれるんです。ただ運営側がそれを信じきれていない。

本当に北海道の方は温かい。それはRUNNING STREET 365のTwitter投稿に対する返信からも伝わってきます。「打てば響く」これは私が4ヶ月間北広島で働いて強く感じたことのひとつです。最初は感情的になることもあったり、利己的なことをするケースもありますが、基本は打てば響きます。

だから私は北海道の方を「頭がいい」と感じています。実際に勉強できるかどうかはわかりません。そもそも北海道でも札幌とその他の地域ではまったく文化が違います。でも、私がこれまでに接してきた人の多くが賢い思考を備えています。

それを表に出さないのが北海道らしさじゃないかなとは感じています。ただ、言葉にしなくてはわからないこともあります。だったら、それを強く感じている私が同じ土俵に引き上げていけばいいんです。私が北広島でやっている仕事はまさにそれでしたし。

ただ、本当に北海道の人たちは純粋で素敵だと感じています。これは本州にはない素直さで、みんなが素直だから仕事がしやすい。業者さん相手でも、嘘をいうことなく本音で説明してくれる人がほとんどで、ここはユートピアなのかと思ったり。

長い冬が素直さに影響を与えている。そんな可能性もありますし、ただ東北と比べて札幌のような都会があるのでネガティブさがそこまでもない。もちろん、それぞれに個性があるのでみんなが同じというわけではありませんが。

いずれにしても、一昨日から北海道の人の優しさに救われています。誠実であればきちんと受け入れてくれる。そんな感じを毎日のように感じていると、アイヌの神様に好かれていなくても、ここは自分の居場所のひとつなんではないかと思ったり。

ただ、ここで優しさに甘えないことも大切。優しくしてくれるのは期待しているからこそ。そして期待というのは裏切ったときに大きくしっぺ返しを食らうということ。だからここから1年間の言動はとても重要なことになります。

そして誠実であることが北海道の人たちに響くということがわかっただけでも大きな収穫です。これって本州から来た人にはなかなか理解できない点なのかもしれません。とくに関東では誠実であることが商売においてNGとされている一面もあるので。

ただ、こうやって触れ合うことで感じられることがたくさんあります。きっと他にもお祭りなどに顔を出したりして、北海道を知ることが大切なのかなと。ただ、自分がいつまでここにいるのかは不透明。ただ、すぐに去ることになっても、この数ヶ月の経験は私にとって宝物です。北海道を知らないまま生きることにならず、本当によかったなと思うわけです。

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