7月末で北海道の仕事が終了できることがほぼ確定。私の意志が強いことを料理長も理解してくれたので、これで引っ掛かるものは何もなくなりました。7月30日まではお店の手伝いはしますが、24時を過ぎたら料理長のちょっとした困ったことのお手伝いをする程度。
それはもう決着したことなのでいいのですが、問題はここからです。ただ北海道から戻るだけではちょっともったいないなと。東北のデュアルライフは近い将来の目標で、小樽を舞台にした小説を書くことは人生をかけたライフワーク。それとは別に生き方を変えてもいいのかなと。
たとえば自分のSNSを持たいないという形。TwitterやFacebookでしか繋がっていない人もいるので、そこは大事な場所という意識はあるのですが、Twitterはここ最近おかしな動きをしていますし、Facebookはほとんど見ていません。
これからの残された時間を自分の創作につぎ込むのであれば、SNSというのは足を引っ張る存在になるような気がします。10年前に必要であったツールではありますが、おそらく今はそこまで大事なツールではありません。
これまでは人の輪を広げることを大事にしてきましたが、それをシフトチェンジするタイミングに感じています。残りの人生でたくさんの人とつながる必要はなく、もっと自分と向き合う時間を増やしていくべきかなというのが今の考え方。
SNSが人を狂わせることは、有名人の投稿を見ていればわかります。ちょっとチヤホヤされただけで自分が特別な存在に思えて、政治や世の中に噛み付く。そして自分だけの王国を築いていく。それって本当にダサいし、そういう人間にはなりたくはないものです。
そのためには自己主張する場を減らすことが大事。私の場合はこのブログさえあればいいんです。もちろん、RUNNING STREET 365や万里の長城マラソンのSNSは仕事なので必要です。でもそこは私の想いや考え方は関係ない場所ですし、それすら方向転換が必要な時期に達している気がします。
少なくともRUNNING STREET 365は、そこで稼ぎたいなら投稿内容を大きく変えていく必要があります。自分のアカウントをなくして、そこに時間をかけるほうがいい。そうすればチヤホヤされて有頂天になることもありませんので。
ただSNSを断舎離するのには懸念事項がひとつ。それはSNSを続けている人を無意識に見下してしまうのではないかということです。きっと手放すととても楽になります。でもそれは私にとっての「いいこと」なのに、みんなに「やめたほうがいい」なんて言い出しそうで。
ちょっと発信するツールが分散しすぎているような気がします。これから半月間しっかりと未来のビジョンを考えて、人生設計をしてみようと思います。そして、手に持つものは自分に必要なものだけに絞る。なんだったら、ブログもゼロからやり直してもいい気がします。
自分を発信するツールをすべてリセットする勇気があるかどうか。これから考えなくてはいけないのはそこ。残すのはRUNNING STREET 365と万里の長城マラソンだけでいい。それを軸に新しい自分を再構築する。それはちょっとワクワクします。
ここはきっと人生の分岐点。たくさん削ぎ落として本当に必要なものだけ残す。物理的にも精神的にも。いまさら地位も名誉も必要ありません。ただ好きなように生きるために、雑音はできるだけ減らしてリスタートしようかなと。