きっとラストになる客引きしてきました【後は水を濁さず去るだけ】

もうお店に立つつもりはなかったのですが、一昨日の売り上げが目標未達だったので、昨日は販促POPを作って客引きもしてきました。ただの売り上げ未達なら、もはや気にしないのですが、別イベントが開催されていて、目の前にお客さんがたくさんいるのに、それを捕まえないのを見てイラッとしてしまい。

お客さんがいなくて売れないのは仕方ないんです。でも、実際には目的は違えどお客さんがいるんです。売ればいいじゃないですか……というのが私の考え方。もっとも去る鳥なので、ムキになる必要はないのですが、ここで最後の仕事をしておこうかなと。

7月末で終了すると伝えましたが、私が実質的に仕えていた人が2週間ほど東京に戻るので、それ以降は私に与えられる仕事は何もありません。28日に台湾の友だちを迎えるために戻ってきて、30日にお店に顔を出して終了です。

できれば1日に神奈川に戻ってきたいのですが、手続きなどにより少し伸びる可能性はあります。ただ、遅くとも2日には北海道を離れようかと。どこかのタイミングで宿の仕事も入るかと思うので。社会人になってからずっとですが、ひとつの仕事が終わっても翌日から働くから、仕事の切れ目で休んだことがありません。

とりあえずお店の仕事でいろいろ学びました。まさか4ヶ月で何かを習得したなんてことはありませんが、学んだことはたくさんあります。おそらく飲食店の立ち上げサポートくらいはできます。でも、自分のお店以外はやりませんけどね。

そう書くと、自分のお店を出すのかと言われそうですが、もちろんそんなことはしません。私が手にしたいのは自由なので、自分のお店みたいな束縛されるものを持ちたくありません。お店の経営は片手間ではできないことも学びましたし。

私が人生をかけてやることは、誰かの人生のお手伝い。自分が主役になるような物語には興味がありません。そういう器でないことは理解していますし、誰かの成功を陰で支えられるのって素敵じゃないですか。歴史書には載らない功労者みたいな。

北海道もそのつもりでした。実際に売上目標は達成していて、それ以上を望んでもないようなので、私の役割はここまで。これまでは誰でも支えようというスタンスでしたが、支えるに値するのかきっちんと見極めなくてはいけないということも学びました。

諸葛亮孔明が三顧の礼で劉備玄徳に仕えたのと同じ。誰でもいいというわけではなく、自分が全力を尽くせる相手でないといけません。もっともそんな人は、成功するのに私なんて必要としないジレンマがそこにはあるわけですが。

自分の評価というのが1番難しいですね。そこそこ働けてはいます。なので平均点くらいだと思っているのですが、それよりも高く評価してくれる人もいて、その差をうまく埋められないもどかしさがあります。期待されすぎても、応えられる自信もありませんし。

ただ、最初の数ヶ月で客引きをして、人の心理の読み方や仮定に対する推測することの大切さをしっかり身につけました。これがどこで活きるのかはわかりません。ただやり残しがないところまではやりました。後は濁すことなく去るだけです。

宅急便1万円分くらいで戻れるといいのですが。衣類は今週戻るときにでもカバンに詰めるとします。20kgまで持って帰れるので、それで退去時の荷物はかなり減らせるはず。退去するときも20kg分持って帰れますし……カバンがないか。

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