継続は力なりというか継続できないと大抵のものは意味がなくなる

暑くて走れないけど、体は動かさなきゃいけないので3時間ほどかけてランチ&ウォーク。下り坂と陰になっているところは走りましたが、全体の2割も走っていません。気温が高すぎるときに走っても負担が大きすぎるだけなので。

でも、ランナーはやっぱり走ってないと不安になるもの。あと暑い中を走っておくとメンタル面では余裕が出るのは確か。あんな苦しい思いをしたのだから……と思えるのはメンタルのスポーツにおいてはとても重要になります。

ただ私は無理しない。根性がないからというのもありますが、もう無理が効く年齢ではないというのを北海道で働きながら感じたので。調子を崩したらそれを取り戻すのに何ヶ月もかかる。だから、調子を崩さない範囲で追い込むことが大切。

暑い中でのランニングはおすすめしませんが、それでも継続は大事です。それはランニングだけでなく、普段の生活や仕事においても同じことで、継続できないで消えていく人がどれだけ多いことか。同じことを10年続けられる人は10人に1人もいないかもしれません。

たとえばブログブームから今まで、ずっとブログを継続している人はどれくらいいるのでしょう。もしかしたら2〜3%くらいか、もっと少ないかもしれません。SNSだって同じで、少なくともブログもSNSもお金儲けの道具として始めた人はほとんど撤退しています。

たとえばお店の宣伝をするのにSNSは有効と言われていますが、実際に継続できる店舗はわずかです。なぜなら思った以上に集客できないから。いや、集客できる段階になる前にやめているからダメなんですが、みんな手軽に集客につながると思って始めて、手間の割には効果を感じられなくて続けられなくなります。

でも、コツコツやっていれば必ず効果は出ます。もちろん誰の役にも立たないような宣伝ばっかりやっていても意味はありません。あくまでも見る価値のあるコンテンツにならなくては集客にはつながりません。でも、それがわかっていないから無意味な投稿を繰り返すわけです。

そしてネタが尽きて投稿しなくなる。そうなるとさらに集客できなくなって、モチベーションも低下します。「自分のことを言われている」と感じた人もいるかもしれませんが、安心してください。世の中の99%のお店がそうですから。

そういう私も基本的には続かない人間です。両手では足りないくらいいろいろ試した結果、ランニングとライティングだけが手元に残ったというだけのこと。ただ、どちらも仕事としてスタートして今年で8年が経過。似たようなことをしている人もいるようですが、とにかく続かないからライバルが消えていきます。

個人のライバルが勝手にいなくなるから、必然的に競合が大手になるわけですが、さすがに会社としてやっているところには資金力で敵いません。でも個人には個人の強みがあります。それは忖度も不要で提灯記事を書かなくてもいいという点です。

どこに対してもへりくだる必要がなく、ダメなものをダメだとはっきり言える。RUNNING STREET 365はそうやって8年間続けてきましたし、これからもそうやって継続していきます。最初は小さな個人サイトでしたが、継続してきたことでメディアとして大手からも認めてもらえる状態にまでなったわけです。

難しいことはありません。人とちょっと違うことを続けるだけでいいんです。それだけで自分の地位を確立できるんですが、やっぱりみんな続かない。まぁ北海道に行って5ヶ月で戻ってくる人間が言っても説得力ありませんが、やってもムダなことはさっさと見切りをつけることも大事です。

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