「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」落選しました

ひそかに抽選申込をしていた「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」。倍率がどれくらいかはわかりませんが、見事に落選しました。マラソン大会も含めて、落選というのは久しぶりな気がします。ただ、子どもの頃からくじ運は悪い方なので。

シンプルに面白いんですよね。人気者になっても、その状況に馴染もうとしないところとかも。私は関西育ちではありますが、18歳で関東にでてきて、関西のお笑いからは次第に離れていき、いつの間にか関東芸人の漫才で笑うようになっています。

大阪で暮らしていた頃は、関東芸人の何が面白いのだろうと思っていましたが(ひょうきん族とドリフターズを除く)。もう関西と関東の間に壁などないのかもしれませんが、少なくとも私が暮らしていた頃は「関東は敵」みたいな雰囲気がありました。

東京から大阪に引っ越ししてきたとなると、それだけでいじめの標的にされていましたし、関西から関東の大学に進学するなど、考えられなかった時代。それから30年以上の時が流れて、世の中も自分も随分と変わったんだなと自覚しています。

そもそも芸人が東京ドームでライブをするなんて、まったく意味がわかりません。でもオードリーだとしっくりくるんですよね。器の大きさというか、器の形がぴったりな感じ。オードリーよりも売れている芸人でも、東京ドームとなるとしっくりきません。

人にはそれぞれ得意不得意がありますが、同じく相性というものもあります。相性がいい仕事、相性がいい人、相性がいい趣味。それはひとつの才能のようでもあり、ただの個性でしかないのかもしれません。ただ、その相性のいいものを探すのが大切。

相性が悪い人と仕事をしていたらストレスにしかなりませんし、相性が悪い仕事は何をやっても結果が出ません。会話が苦手な人が営業の仕事についても、営業成績が低いままで職場に居づらくなります。それよりも自分の特性を活かせる仕事をしたほうがいい。

ただ、こういう常識的な考え方を超えた先に、想定外の未来が待っていたりもします。オードリーがまさにそんな感じではないでしょうか。常識の外側から大きくえぐってくる。他の人にはない角度からものごとを見られるから唯一無二になれる。

とはいえ唯一無二になれば成功できるかというとそういうわけでもなく、どこかに共感も必要になってきます。突拍子もないことばかりやっていても、共感されないから人気が出ない。オードリーは角度が突拍子もないのに、着地点で共感を得られる気がします。

そんなオードリーだから、東京ドームライブを観たかったのですが、これはお前とは相性が悪いと神様が言っていると受け取りましょう。私は流されやすいタイプの人間ですから、ライブを観てしまうと自分のなかのオードリーが大きくなって、どこかで真似てしまう。

何もないときならそれでもいいのですが、きっと来年の2月は私が新しいことを始めるタイミング。そういうときに自分が自分ではない誰かに寄っていることは好ましくありません。落選したということは、実際に何か新しいことを始める未来が待っているんだとポジティブに考えます。

さて、チケット代になるはずだったお金は鹿児島マラソンにエントリーでもすべきか、それとも新しく始めることに備えて貯めておくべきか。せっかくなら面白いことが起きそうなことに投資したいのですが、発想力が乏しくて何も思い浮かびません。

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