朝食のスクランブルエッグを作りすぎて右肘を傷めた?【何事も始めるのに遅すぎるということはある】

少し前から右肘の状態が悪く、日常生活を送るには何も問題ないのですが、重たいものを持つときに痛みが発生します。考えられる原因は2つあって、窓そうじをするときに長いステッキを片手で持って掃除したことと、毎日作っているスクランブルエッグが原因かと。

もしかしたら窓そうじで傷めて、スクランブルエッグで悪化させたのかもしれません。昨日、一昨日とたくさんのスクランブルエッグを作ったので、昨日からこれまでよりも肘の状態がよくなくて……そして今朝もそれなりの数を作ります。

もちろんフライパンを振り回しているのではなく、卵をかき混ぜる作業が負担になっているのかなと。なんか調理人みたいで面白いのですが、走っているときに気になる瞬間もあるので、早いところ直してしまいたいのが本音。

こういう小さなケガのようなものが起きると、若くないんだなと実感します。そして、技術は若いうちに身に着けなくてはいけないなと。若い頃から料理人として修行していれば、こんなことは起きないわけです。いい歳してこれまで使ってない筋肉を使うから消耗する。

これはあらゆることに共通することで、どのような技術でも若いうちに習得することが大切です。若ければわかいほどいい。歳を取ると体も頭の回転も付いてこないので、ケガをしたり、習得が遅くなったりします。それを仕事にするつもりなら、始めるのは早いほうがいいのは間違いありません。

もちろん、何かを始めるのに遅すぎるということはなく、何歳でもチャレンジしたらいいとは思います。でも現実として遅すぎることで習得できないこともあります。40歳からメジャーリーグやプレミアリーグを目指せないのと同じです。

大事なのはどこに着地点を設定するか。ランニングならサブ3やサブ3.5を設定にするのは、そこまで非現実的ではありません。でもオリンピックに出場するために、40歳からランニングを始めるというのは現実的ではありません。

人間の体は確実に衰えていきます。20代後半から30代前半がピークで、そこからは技術でカバーできてもベースとなる体力や反応スピードは確実に低下します。別にそれを悲しいと思う必要はなく、ただその事実から逃げてはいけないというだけの話。

いつまでも20代のつもりでいたら、どこかで痛い目に遭います。気持ちが若いのは自由ですが、年齢に見合ったケアをしっかりとしていくこと。年齢に見合った目標を立てること。無理をするのも自由ですが、体が負うダメージはより深刻なものになります。

人生を諦めるようで、その考え方を受け入れることはできないという人もいるかもしれませんが、別にいつまでも若々しくいようとすることを否定するつもりはありません。でも、不老不死の薬はどこにもなく、私たちは同じゴールに向かって進み続けています。

その中でどうやって人生を楽しむか。これがそれぞれに与えられた課題。別に体力勝負ばかりする必要はありません。もっと知的なところで人生を楽しむこともできます。体力を使うにしても、誰かと比べることなく自分だけで積み重ねられることをすればいい。

とりあえずスクランブルエッグを作るという作業からは、しばらく解放されることはないので、肘を大事にしようとは思います。関節は消耗品で、消耗しきったら使い物にならなくなるのは脚も腕も同じ。きちんとケアしながら卵をかき混ぜるとします。

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