安いものをいくつも買って失敗した経験があるから「自分らしさ」が見えてくる

やっぱりSOUSOUのデザインが好きで、数年前に冬用に購入したパンツのお尻部分の毛玉が目立つようになってきたので、代わりのモデルを購入しました。デザインは似ているのですが、まったく同じではなくル・コックとのコラボモデル。

あやうく上着も買いかけましたが、今年の冬は1月まであちこち行くこともないんだと自分に言い聞かせて、とりあえずパンツだけ。全身SOUSOUというのも40代も後半になってくると、そこそこ恥ずかしかったりするというのもあります。

ただ、これから揃えることになる服は、すべてSOUSOUでもいいような気がしてきました。テキスタイルのデザインを避ければ、意外とSOUSOUだとわからないデザインのものも多く、何よりも服選びに時間をかけずに済みます。

これまではSOUSOUと無印良品を組み合わせるというスタイルにしていましたが、所有する服の枚数を減らすことになるので、SOUSOUだけでもいいような気がします。個性的でありながら、自分にも似合っているような気もしますし。

若い頃は自分に似合っていないような服も選びましたし、アイテムも「欲しい」の衝動に負けて買うことも多々ありました。最近はブラックフライデーセールなるものがあって、驚くような値段で最新のアイテムを購入できます。

でも、それが本当に必要なのかどうかはまた別の話になります。安さにつられて必要ないものをいくつも買ってきたからそう思うのですが、価格に心が動かされてモノを買った場合の満足度は低くなる傾向にあります。

20代なら安いものに惹かれてもいいんです。安くても品質のいいものはいくらでもありますし、自分に何が似合うのかを試行錯誤する年齢でもあるので、たくさん失敗をするためにも、安いものをいくつも買って試したほうがいい。

ファッションアイテムもアートも、どれだけ多くのモノに触れてきたかということが大事。私にセンスがあるかどうかはわかりませんが、少なくとも自分に似合うものを探せるようになったのは、若い頃に散々失敗してきたから。

高校時代はMA-1が流行っていて、私ももちろん着ていたわけですが、いま考えてみるとまったく似合っていませんでした。ジーンズを履いていた時代もありますが、絶望的に似合っていなかった気がします。でも、それも実際に買ったからわかったこと。

いくつもの失敗を重ねた結果、自分に似合うものとしてSOUSOUと無印良品が残りました。ただすべてのアイテムが気に入っているというわけではなく、むしろ「これが欲しい」となるものはかなり限られています。だから安さと機能性重視でユニクロなんかで買うこともあります。

ただ、鶴巻温泉に戻ったら、それらを少しずつ処分していくつもりです。少ないモノで小さく暮らす。それも2024年以降のテーマになります。2024年はやるべきことがいっぱいで、すべて消化しきれるのか不安ですが、人生の転換期にするためにも、選択肢は「やる」しかありません。

伊豆高原での暮らしも残り半分となってきました。こちらでも不要になったものがいくつもあるので、そろそろそれらの処分もしなくてはいけません。ここまでがあっという間だったことを考えれば、残り2ヶ月と数日なんて風のように過ぎ去っていきますから。

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