同じことを繰り返していると周りが見えなくなるというお話

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2日前から北海道でお世話になった方が伊豆高原に来て、業者と繋いでくれたり、食事を作ってくれたりしました。半年しかいなかったのにありがたいことです。そして、今回は業者と繋がったことで、宿の食事に関して次のステップも見えてきました。

私が引き継いだときから半年間、料理のクオリティは上げてきたつもりですが、そもそもの軸はそのまま維持してきました。自分の中ではこれよりも安くできそうにないし、クオリティもそこまで悪くないという思いがあったのですが、実際にはもっと可能性が広がることを今になって知らされました。

もっとも、新メニューについては今後も協力していくことになりますし、集客が安定するまではきちんと最後まで関わるつもりではいます。ただ、人間というのは視野が狭くなる生き物だなと。視点を変えればもっと可能性があるのに、同じ場所からしか物事を見ないから行き詰まってしまう。

ただ、違う景色があるというのは、多くの経験を積んできたからわかることで、たとえば20代の私はもっと視野が狭く、すぐに行き詰まっていました。一歩下がれば右も左も見えるのに、前に突っ込みすぎて何も見えなくなる。

そこから強引に目の前の壁を開拓して今に至るわけで、それを無駄だとは思いません。無駄ではありませんが、まだまだ経験が足りないなと。もっとも私はクリエイティブなタイプではなく、0から1を生み出せない人間です。だからこれくらいでもいいのかなと思ったり。

いずれにしても、一本のえんぴつの朝ごはんはこれから大きく変わり、そして名物になるかもしれません。自分が離れたあとにどんな展開をしていくのか楽しみです。もちろん、さらなる高評価になることを期待しています。

視野が狭くなるというのは、きっと宿の仕事だけのことではなく、たとえば2月以降の働き方も、きっと自分自身の視野が狭くなっている可能性があります。もっと他の選択肢もあって、自分だからできることがあるかもしれません。

今はランニングとライティングの2本柱しか見えていませんが、実はもっとあるのではないかと思い始めています。きちんと稼げることは大前提ですが、これまでの経験を活かした働き方がある。それが何なのか見えていませんが、いま頭の中にあることだけが正解とは限らないわけです。

中国や台湾から来た人の観光ガイドするなんてこともできるかもしれません(これでもまだ視野が狭い)。なにかものづくりをするという選択肢だってあります。可能性はまだまだあるのに、自分で勝手に「この程度でいいだろう」を作り出している。

ここから1週間とちょっとは宿に集客するための下地づくりをメインの仕事としつつ、自分が2月以降にどんな仕事をするのかを考えるべき1週間になります。もっとも、戻ってからもすぐに働くわけではなく、まずは確定申告と働くための環境づくりからになりますが。

そうこうしていたら愛媛マラソンのために松山に行くことになりますので、実際に動き出すのは2月の中旬からということになります。そこまでに全力で取り組むことを決めておくとしましょう。ライティングとランニングに落ち着くかもしれませんが、結果としてそうなったならそれはそれでOK。

まずは自分が見えているものがすべてだという意識を断ち切ること。そして、自分にはもっと可能性があると信じること。きっと大抵の仕事はやれるはず。ライティングを始めたばかりの頃のように、今から新しいことをやってみるのも面白いかなと思い始めています。

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