今日は朝から青梅マラソンの取材でした。青梅マラソンで気づいたことは明日の朝に書くとします。さすがに今日は早く寝ないと体がもちません。ライターは睡眠時間が重要な仕事だと最近痛感中です。
ただ家にこもって考えているだけでは文章は上手くならず、インプットがあってこそのアウトプットです。書く技術は着実に上がっていると思ってRUNNING STREET 365にレポートを書いたら、これまでよりもいい記事がかけました。
ただこの記事が評価されるかどうかは別問題ですが、自分で納得のいく文章を書けたという充実感があります。
充実感のある文章を書けることが増えてきているようにも感じています。ただ「前と比べて」ということなので、これぐらいで充実感に浸っていては成長も止まってしまいます。
そう思うとアスリートと呼ばれる人たちが、現役を退いた後にほとんどの人が消えていくのは、成長を止めてしまうからなのかもしれません。
一部の人はコメンテーターとして生き残っていますが、それは本当に一部の人で、しかも現役時代のようなギラギラした感じも、アスリート特有のオーラもありません。スポーツの世界でトップクラスでも芸能界では素人レベルですから。
アスリートが現役を引退したときにどうやって生きていくか。ものすごく重要な問題です。現役を引退するときに一生遊んで暮らせるお金を貯めている人なんてほぼ皆無です。
だから新しい世界でアスリートの現役時代と同じ努力をしなければいけないのに、それをせずに過去の栄光にすがろうとしているように感じる人ばかりが目につきます。
もちろん現役を引退し、地道な努力を重ねてさらに成功をおさめる人もいます。現役時代よりも活躍する人もいます。指導者となって、次の世代を育てている人もいます。
今日の青梅マラソンでゲストランナーだった高橋尚子さんは、スターでありながら現役引退後にも努力をやめない、とてつもない向上心の塊のような人です。
ゲストランナーになった当初は本当にひどいゲストランナーでしたが、試行錯誤を続けて自分のスタイルの応援の仕方を作り。そしてそれをさらに進化させ続けています。
高橋尚子さんのように成長を止めない人たちが、正しく評価される時代がやってくることを期待しています。
もしそんな時代がこないとしても、わたしは自分の成長を求め続けます。大事なのは他人の評価ではなく自分が納得する生き方ができているかどうかです。そして高橋尚子さんを見て、あらためて感じました。
人間の成長は底なしである。
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