器でもないのに偉くなると大変だなぁと舛添都知事のドタバタを見ながら思います。前の都知事もそういえば器ではなかったのに後継者として継がざるをえなかったように覚えています。
器と言っても綺麗に整っていればいいってものではなくて、田中角栄のような力技も時には必要になります。
未来を見据えて、これと信じたことに対して真っ直ぐに突き進めるか。
石原さんが都知事だったとき、東京にオリンピック招致にこだわり続けました。
それは日本のバブル後の失われた20年を失われた30年にしないための政策だったのかもしれません。
とりあえずこの国は一旦落ち着きを取り戻しましたが、もしアベノミクスもなくどん底な経済状態が続いていたなら、東京オリンピックが日本の復活のための足がかりになっていたはずです。
なんでこんなことを言っているかというと、どうもわたしは「Aを達成するためにBをする」をするというように物事をまっすぐに進める癖があって、このままだときっとどこかで行き詰まるんだろうなと感じているからです。
そうではなく「Aを達成するためにBをCという状況にする」この考え方ができるようになると、ちょっと他の人とは違う未来が見えてきます。
おそらく天才軍師と呼ばれるような人たちはさらに一歩先を行っているのでしょうね。
「Aを達成するためにBをDという状況にしてその結果CがEという状況になり・・・」
簡単にいえばぷよぷよの連鎖もしくは将棋の羽生さんの頭の中のような。
つねに先を読んでそこに先回りをして、自分が有利になるように相手を誘導したり。
「状況を作り出す力」といえばよいでしょうか。
そういうことができる人に憧れてたりするのですが、どう贔屓目に見てもわたしは直感型。
ひらめき、もしくは思いつきで答えを見つけて、そこにまでの最短距離を駆け抜ける。
自分で言うのもなんですが「先はそこそこ読める子」です。
これはこれで他の人よりも優れた(と思っている)ひとつの資質なので手放すわけにもいきません。
だから「状況を作り出す力」を持つ天才軍師が欲しいという願望です。
とはいえわたしも群れることを苦手にするタイプなので、そんな天才軍師と2人で他にはないチームを組めればベストです。
わたし1人でできることには限りがありますし、もっと大きなことをしていくために、そんな相方が必要です。
問題はそんな天才的な思考を持った人に会ったことがないということ、そして出会ったとして力を貸してもらえるのかということ
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ないな。
こちらに旨味があっても、相手にメリットがない。
でもこういうことをイメージするということは、ちょっとした転機にあるのかもしれません。
いまはいろんなことがうまく転がっている状態です。
どこかの都知事の器をどうこう言う前に、自分の器を意識して形作ることが必要なのかなと思います。
そしてその器に何を盛り、どう飾るのかをしっかりイメージすること。そして「状況を作り出す力」を身につけるために試行錯誤をすること。
でもなぁやっぱり「状況を作り出す力」のある人に出会いたい・・・これはもう無いものねだりいがいのなにものでもありませんが。
とりあえずそんな相方が見つかるまでは1人で踏ん張ります。
あぁどこかに「天才の実」落ちてないでしょうか。
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