台北マラソン2018にエントリー!台北マラソンはこれで卒業?

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台北マラソンの抽選にエントリーしました。当選すれば花蓮マラソンと合わせて2週連続の台湾でのレースです。もちろん台湾にずっと滞在です。きっと半分は引きこもって仕事していますが。

ちなみに外れても、今年も台北マラソンを走るというラン仲間のガイド役をするので、台湾滞在はほぼ決まったようなものです。そうなると別に抽選落ちでもいいかなと思います。

どうしても走りたい大会かというとそうでもなく、台北マラソンは台湾に行くための口実でしかありません。台湾の交友関係を駆使すれば出れないこともないのですが、そういうのは好きではありません。

台湾の人たちは、こういう口利きのようなことを時々します。誰かのために自分が動くことを大切にする気持ちが強いため、ちょっと無理してでもなんとかしてあげようとするのでしょう。

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日本でもそういう文化がいまだに強く残っているところもありますが、どちらかというとそれは恥ずかしいことで隠そうとしますが、台湾は素晴らしいことでおおっぴらにしようとします。

これが文化の違いというものです。郷に入れば郷に従えですから、台湾で走りたいなら台湾式のルールに則ればいいのですが、わたしの中で大事なのは日本の文化ではなく、マイルールですからこれは絶対に譲れません。

もちろん台北マラソンを走りたいという気持ちはあります。そこには出会いがあります。実際に何年か前に台北マラソンで声をかけてくれた人とは、いまでも繋がりがあり、日本に来たとき再開しています。

でも大都市マラソンがあまり好きではありませんし、そもそもマラソン大会もどうやら好きではないということに最近気づいたので、台北マラソンに自分から行くのはこれが最後になると思います。

誰かに行こうよと言われれば、ホイホイ付いていきますが。

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ここ数ヶ月、わたしの中で大きな変化が生まれつつあります。以前は小さな種のような存在だったのに、今は目に見える形で芽が出ています。その芽に水を与えるかどうかは自分次第。

やっぱり僕は同じ環境にずっと身を置くことができないようで、数年ごとに人生の転機がやってきます。それについてはまたいずれ書くとして、今日は台北マラソンのお話。

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昨年の台北マラソンは抽選に落ちて不参加でした。一昨年までは抽選落ちしている日本人なんてほぼいなかったのに、昨年からはRUNNETが優先枠を持ったことで日本人も純粋に抽選にかけられています。

RUNNETで申し込めばいいじゃないかと思うかもしれませんが、正規の金額の倍以上もお金を払って出たい大会ではありません。しかも優先枠をお金で買うというスタンスに自分を納得させられませんでした。

確かニューヨークシティマラソンも日本人枠をお金で買うことができます。

走るためにお金を払うこと自体、「おかしくないか?」と思い始めていますので、当然今年もRUNNETを使うつもりは一切ありません。

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いや、もちろんマラソン大会にお金がかかることは分かっています。楽しませてもらってお金を払うということに異議はまったくありません。無料で走らせろと言っているわけではなく、別に走るのはマラソン大会じゃないくてもいいじゃないかということです。

例えば、マラソン大会でないときに台湾に行って好きなように走ればいいんです。東京坂道ランではなく台北坂道ランでもいいわけです。たぶん実際には台北小籠包ランになりますが。

台湾夜市ランでもいいですね。要するに走りに海外に行くという発想です。そこは北京でもソウルでもいいわけです。もちろん国内でも。

1日走っていたら、普段の観光では見られない景色が視界に入ってきます。絶対に観光客が行かないようなお店に出会うことも出来ます。観光でもないマラソン大会でもない三番目の風。

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今シーズンは申し込んだものを走りますが、来シーズンは岩手県南レジェンドランナーズ8を中心に、どうしても走りたいレースだけに絞る予定です。

岩手県南レジェンドランナーズ8は平泉移住のための取っ掛かりです。あとは万里の長城マラソンとハルカススカイラン、愛媛マラソンと、ラン仲間で行くレースくらいでしょうか。それでも十分な数になりそうですが。

遠征に行かなくなったぶん、東京坂道ランや街道ランのイベントを充実させていこうと思います。というわけで、おそらく今回でしばらく走ることのなくなる台北マラソン。

マラソンの神様は微笑んでくれるかな。いい子にしてきたから今年はきっと……ダメかなぁ。


賢いやめ方 人生の転機を乗り切る「目標離脱」の方法
著者:アラン・バーンスタイン / ペグ・ストリープ
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