わたしが市民マラソン観戦が好きな理由

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新宿シティハーフマラソンをレポートするための取材。半日で2万歩14.1kmも歩いていたようです。普段は1万歩ちょっとしか動かないのに。

マラソン取材ダイエットとか提案しようかな。

新宿シティハーフマラソンは新宿区の限られた範囲内でコース設定をしているので、沿道を移動しようと思っても、思っている場所で渡れないなどが多発し、何度も同じ道を行ったり来たり。

ただ、久しぶりにマラソン大会を外から見て楽しめました。レポートはRUNNING STREET 365に「日本一早いマラソンレポート「第17回新宿シティハーフマラソン」」を読んでもらえればと。

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今日はあつぎ駅伝の取材に行くか悩んだのですが、なぜかこれまで縁のなかった新宿シティハーフマラソンに行けるということで、こちらを選びました。あつぎ駅伝には大学サッカー部時代からの仲間が出ていたので、そちらも気になりましたが。

実際にレースを見に行って、やっぱりスポーツ観戦が好きなんだなということを再認識しました。

自分でするのも好きですが、観戦するのは本当に楽しいものです。そういえば、草野球でも草サッカーでもずっと観ていられるタイプだったのを思い出しました。レベルが高いとか低いとかそういうのは全然気にしません。

ハーフマラソンで関門に引っかかるような人からも学ぶことはありますし、単純に頑張っている人を見るだけで気持ちよくなります。自分が頑張るのはいつまでたっても気持ち良くなりませんが。

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スポーツに限らず頑張っている人を見るのが好きです。頑張っている人に手を差し伸べるようなことはしませんが。

だって手を差し伸べたら、その人は頑張らなくて済んじゃうじゃないですか。それでは魅力がなくなるわけです。頑張って結果を出すかどうかはどうでもいいんです。

結果が出てなくても、きちんとした努力は必ずどこかで報われますから。ただ、どこで報われるかは誰にも分かりません。分からないから人生は面白んです。

わたしは石橋を叩いて壊すタイプですので、あんまり挑戦はしません。安全だと思っている道しか進みません(ときどき無茶しますが)。だから、無謀だと思える挑戦する人を心の底から尊敬します。

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その人のようになりたいとは思いませんが、自分にないものを持っているのは間違いなく、そしてできるとかできないとかいうことではなく、ただ「やる」と決めて前に進む。これを美しいと呼ばずして、何を美しいと呼ぶのでしょう。

ただゴールだけを目指している眼差し。市民マラソンの素敵なのは、そこにほんの少しのやましさもないから。サッカーのような騙し合いみたいなものもありません。純粋にただまっすぐにゴールだけを目指す姿勢。

自分をかっこよく見せたいとか、誰かに評価されたいという想いもありません。ただ自分のためだけに次の一歩を踏み出す。スタートラインに立って号砲が鳴ったら、そこから始まる自分との対話はトップランナーも市民ランナーも一緒です。

こんな世界はなかなかありません。

だからやっぱりワクワクしますし、声援を送りたくなります。手は差し伸べませんが声は出します。それは助けるのではなく、もっと頑張りを引き出すために。観たいんですよ、その人が限界を超えていく瞬間を。

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わたしにとってそれは小さな種のようなものであり、生きていくための活力のようなものでもあります。

誰もが無理だと思う瞬間に、心を折るのではなくむしろ一歩を踏み出す。そのとき、わたしの心に小さな種が1つ蒔かれます。それを花が咲くまで育てることが、わたしの原動力になります。

なんのことか理解できないかも知れませんが、そんな感じ(雑なまとめ方ですみません)。

今年はできるだけ多くのレースを観に行こうかと思います。そこで気づくこと学ぶこともたくさんあると思います。それをこのブログやRUNNING STREET 365で伝えていきますので、(あまり期待せずに)楽しみにしていてください。


極限力 ~Beyond Self~
著者:山本 晃市
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