5日間の休養明けに43kmを走って気づいた自分の弱点

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5日間の走らない期間を経て、昨日は玉川上水の43kmを走ってきました。詳細についてはRUNNING STREET 365でレポートしますが、身体がまっさらな状態での43kmというのは、様々な気付きがありました。

疲労がまったくない状態で、ケガをしているわけでもありませんので、これだけの距離を走ると、自分の弱いところが浮き彫りになります。気になったのは左の膝と右の足裏。そして左足の使い方が下手ということ。

どれも、薄々気づいてはいたことですが、疲労がある状態ですと他のことに原因を求めてしまいます。膝の場合は、弱いのではなくオーバーワークが原因だと思いこもうとしていました。

でも、明らかに弱いわけです。リフレッシュした状態で痛みだすわけですから。

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それが悪いということではなく、自分の弱点をあぶり出すことができたのが、この玉川上水を走ったことで得たことのひとつだというだけのことです。わかったのだから、それはオフシーズンの課題にすればいいだけです。

弱点だけでなく、走り方の課題も見つかりました。課題というよりは、昨シーズン取り組んだ走り方の、次のステージが見えてきたということです。

昨シーズンは、太ももを下ろすという走り方を取り入れて、シーズン中に足裏全体で体重を受けるという方法にたどり着きました。そして、今回はそれをエネルギーに変える方法とでも言えばいいでしょうか。

どうすれば無駄なく大きな推進力を得られるかについて、大きなヒントを得ることができました。

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これはオフなしで練習ばかりしていたら気づけなかったかもしれません。足に余裕があるから、いろいろと試しながら43kmを走ることができ、そして、その中で気づきがあったわけです。

トラブルがあったわけではないのに5日間も走らないなんて、正直なところかなり恐怖でした。

だって、毎日走っていたわけですよ。走らないと1日1000歩も歩かないんですよ。絶対に身体がどうかなると思ってました。実際に緩んでいる部分もありましたが、5日くらいで走れなくなるわけではないようです。

ゴール直前でまた斜視になってしまいましたし、気になる点はいくつもあります。それでも、休むことを恐れなくてもいいということを学びました。若くないのだから、上手く休むことも大切です。

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むしろ、休養の入れ方も来シーズンに向けての課題のひとつかもしれません。

鹿児島マラソンのあとの南横ウルトラマラソンで、まったく疲労が抜けていないというのを経験しましたので、積極的休養と回復力を高める方法を探らなくてはいけません。

どんどん出てくる課題。それらすべてを完全にクリアできるわけではありませんが、進むべき方向性は見えてきました。それが結果につながるかどうかは分かりませんが、少なくとも今シーズンは自分の感覚を信じて正解でした。

もちろん、直感といっても論理的思考に基づく直感ですので、根拠がないわけではありませんが。

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そうなると、来シーズンに向けてのトレーニングも、自分なりの感覚に従ってトレーニングしていけばいいのかなと。1年前よりも、やるべきことが具体的になっているので、トレーニング効果も上げられそうですし。

いずれにしても、この1日で4月からのトレーニング内容が固まりました。やるべきことは、かなりつらいことばかりです。でも、つらいのは嫌いではありません。痛いのや苦しいのは嫌いですが。

痛いのと苦しいのは理不尽さを感じますが、つらいのには理由があります。理由がわかっていれば人間って思ったよりも頑張れるものです。そして、その先に希望があるわけですから、余計に耐えられます。

まずは、弱い部分を鍛えることです。徹底した筋トレで走れる身体をつくること。4月からの2ヶ月間はカラダづくりをメインに取り組んでいくことにします。


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著者:秋本真吾
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