減量の限界とコンディションづくりのむずかしさ

IMG 3122シーズン最後の大会直前でインフルエンザを発症させてしまい、なんとも納得いかない感じでマラソンシーズンが終了しました。納得はいかないけれども、インフルエンザになったのはマラソンとは無関係ではなく、むしろこの大会に向けた減量が引き金になった可能性が高いのも事実です。減量による免疫力の低下は以前から感じていたことにも関わらず、過去の減量がほぼうまくいっていることで体の小さな変化に気づかなかったのかもしれません。

前回の愛媛マラソンで結果を出せず、減量を継続したことも問題だったのかもしれません。愛媛マラソン後に1.5kgぐらい体重を戻しましたが、体自体が休めたわけではなかったのです。回復しきらない状態での再度減量です。この時点でわたしの想定を超えた免疫力にまで落ち込んでいたのでしょう。ただ、体が軽くしかも1度フルマラソンをいいペースで走った後だったので体の調子がすこぶるいいわけです。減量をやめようとは考えもしませんでした。

そして大会1週間前です。その前あたりから仕事が忙しくなり始めます。普段はほとんど残業していないのですが、年度末ということもあって遅い時間まで働くことが増えていきました。そこにきて、万里の長城マラソン関係で都内での打ち合わせが続いたのと、資料作りなどに時間が取られます。寝てる時間食べてる以外はすべて作業中か打ち合わせ中。正直忙しい自分に酔っていました。

その結果がインフルエンザです。

これまで人生でインフルエンザが発症したことはありませんでした。もちろん感染はしていたのでしょうが、相性がよいのか体力が勝ったのか、インフルエンザが表面に出てくることはありませんでした。完全に免疫力の低下している状況、疲労も重なっている状況。インフルエンザにしてみればこんなチャンスはありません。あっという間にやられました。

減量について見直さなくてはいけません。

まずは、1シーズンに減量は1回もしくは2回。2回のときは2ヶ月以上間を空ける。そして体重を落とし過ぎない。この2点がこれからの減量のポイントになります。ひとつのレースがダメだったから翌月…なんていうのは若いからこそできることで38歳には無謀だということがよくわかりました。とくに減量は体を消耗します。とりあえずは毎年愛媛マラソンに向けてのみ減量することにします。

体重を落とし過ぎないというのも大事です。私であれば51kg以下にはならないようにする必要があります。以前は50kg以下まで下げていましたが、筋力がついたいまとでは状況が違います。年齢も違うわけですからいまは51kg台でベストの走りができる体を作らなければいけません。減量頼みのランナーにならないようにしなければいけません。

そして、きちんと体の声を聞かなければいけません。逆流性食道炎になった時点で体のSOS信号は出ていたわけです。それを見て見ぬふりをした時点で今回は当然の結果です。体の声を聞けるようになるためにピラティスを続け、体の声を聞くことが走る喜びだったはずです。その原点を忘れずに、二度と同じミスをしないよう今後のコンディションづくりを行っていくつもりです。

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