40代以上のランナーはとにかく筋トレをすべき理由【筋トレでタイムは戻る】

決して筋トレ信者ではありません。どちらかというと、ストレッチと並んであまりしたくないトレーニングのひとつです。でも40代になってからタイムが顕著に落ちていき、3時間30分を切れなくなってから復活できたのは明らかに筋トレを真面目に取り組んでからです。

そしてコロナ禍で1年間サボって落ちた走力も、筋トレを真面目に取り組むようになってから目に見えてジョグのスピードが上がっています。そういう実体験からすれば、筋トレをしない理由が見つかりません。好きか嫌いかなんて関係なく、自分の理想とする走りをしたいなら、やるしかないんです。

私はランニングなんて好きに走ればいい派ですが、マラソンで理想の走りをしたいなら「好き嫌いではなく必要かどうかで判断する」派です。これはマラソンに限ったことではなく、人生すべてに共通する指針で、何かをやり遂げたいと思ったなら、自分が好き嫌いかなんて関係ありません。必要なら淡々と積み重ねるだけだと考えています。

だから筋トレを再開したわけです。そしたら効果てきめんで、我が家から本厚木まで普段のジョグなら1時間20分くらいかかるのですが、先日は1時間5分くらい。キロ6分よりも遅くなるかなと思ったのですが、ジョグなのに思った以上に身体が弾んで、キロ5分台で快適に走れました。

今の体重を考えればちょっとびっくりのペースです。ジョグなのでそんなに速く走る必要もありませんし、毛細血管を鍛えるということを考えると、もっと遅く走るべきなのですが、まぁ体が動いたのだから仕方ないということで。久しぶりにちゃんと走れているという感覚があります。

足の筋肉の付き方もいつもとは違います。私は筋肉が付きやすいタイプなのですが、サボったらすぐに落ちるタイプでもあります。なので裸足で走っているときとそうでないときは明らかに足の形が違います。いまの足はこれまでに見たことのない「速そう」な雰囲気に仕上がりつつあります。

何が「速そう」なのかはわかりませんが、鏡に映った自分の姿がそうであり、実際に走ってみるとなるほどなと感じることもあります。きっとこのまま筋トレを8月いっぱいやっておけば、愛媛マラソンまでに走れる身体に仕上がるはずです。もちろん筋トレだけでは足りませんが。

はっきり言いますが、40代や50代になって自己ベストから遠く離れてしまった人は、筋トレをするだけで以前の自分のレベルにまで戻ります。以前の自分が筋トレをしていたら話は変わってきますが、そういう人は少数派だと思います。ほとんどの人は筋トレなんてしていないので、いま取り組めば若い頃の筋力にまで戻ります。

筋力さえ戻ってくれはこっちのものです。あとは経験を活かして暴走しないようにレースを淡々と走れば、40代や50代になっても自己ベスト更新を狙えます。若い頃にあって今ないものは筋力です。これで9割は取り戻せます。のこり1割くらいは他の要素もあるかと思いますが。

ここで「そんなことあるわけない」と思うのも自由ですし、だったら騙されたと思ってやってみようと思って取り組むのも自由。なんだったら毎週末に私が開催している練習会に来てもらってもOKです。有料ですが1時間30分ほどがっつりと筋トレできます。1回では効果は出ませんが毎週継続すれば体は変わります。

本当はプラス1回、週2回のペースでやるのが理想なので、もう1回は自分でやってもらう必要がありますが、そこまでは強要するつもりはありません。そこはどこまで走りたいかという気持ちの部分ですので、私がとやかく言うことではありません。本気で若い頃の記録を超えたいなら練習会プラス1回。

私も週2回の筋トレに変えて、体が明らかに変化し始めました。週1と週2では2倍以上の効果の差があります。もちろん別に特別なことをしているわけではないので、週2回自分で筋トレするのもいいです。マシントレーニングでなくても構いません。最近はYouTubeでもランナー向け筋トレが紹介されていますので、そちらを参考にしてみてください。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
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