やはり休足は大事だった【富戸ヒルクライムイベントとかどうだろうか】

一昨日は伊豆高原に来て初めての休足日。走らないということに不安を感じていましたが、昨日の富戸ヒルクライム×3本の練習で、3本目に早くも自己ベスト更新できました。「3本目に更新」というのがポイントで、やっぱり休みは大切だなと。

前回が16分41秒で、今回は16分22秒。19秒も短縮できています。これは筋力が上がってきたわけではなく、足と心肺が坂道に慣れてきただけのこと。なので正確には成長とは呼べませんが、それでも19秒も縮められたのは気持ちいい。

悩ましいのはここからどうやって22秒も縮めるのかということ。2〜3秒なら、残り200mでダッシュをすれば何とかなりそうですが、22秒となると100mで1秒近く縮めなくてはいけない計算になります。100mを1秒縮めるのって、数ヶ月〜数年かけるレベルの話です。

まぁできないとは思っていませんけどね。ただ、これを縮めるのだけが目的なら、傾斜の強い前半を6本走るとかしなくてはいけない気もします。本番よりも部分的に高い負荷をかけてトレーニングを行う。これがマラソンの基本です。

前回は2本目で「もう無理」となりましたが、今回の目標は3本走り切ることだったので、最初の1本目と2本目は正直なところペースをややセーブしています。そこで潰れてしまったら、本来のトレーニングとしての目的を達成できなくなるので。

なので1本めは18分58秒という本当にひどいタイムになっています。2本目はちょっと試してみたい走り方をしてみたのですが、自分が思っているほどにはスピードが出ていませんでした。そして3本目は余力を残さずに全力で。

また、1本目と2本目はラジオを聞きながらだったのですが、3本目は音楽に切り替えました。集中力を高めて、リズミカルに足を動かすため。これはかなり効果的だったと思います。もしかしたら、アップテンポの音楽を揃えるともっといい結果になるかもしれません。

ただ、今の走りのままではどこかで限界を感じます。箱根駅伝の5区で、箱根の山を走っていく選手の走り方と私の走り方には天地の差があり、私は踵を引きつけるだけの余裕がありません。走りそのものが小さくなっていますし、心拍数も上がりすぎ。

もっと普通に走れないと、本当の意味での速さを手に入れることはできません。もっともそんなことできるのは「山の神」と呼ばれるランナーくらいではないかと。私のような山の凡人には、ダイナミックな走りというのはできない可能性もあります。

少なくとも体重を落とさなくてはいけませんし、パワーも足りません。ただ、この練習を若いうちに3年続けたら面白い選手に離れそうなのですが。46歳だと老化によるパワーダウンを補う程度にしかならず、私の理想とする走りにはいつまで経ってもたどり着けません。

ただ、シンプルにこの富戸ヒルクライムは面白い。宿直でお手伝いしている宿を拠点に、知り合いだけでヒルクライム大会を開くのは面白いかもしれません。お手伝いさんが3人くらい必要そうなので大変ですが。もっともメインは前夜祭か後夜祭なんですけどね。

1人2本走って、良い方のタイムで競う。2本も無理っていう人も出そうですけどね。まぁ仲間内だけでやればそのあたりはいくらでも何とでも。万里の長城マラソン経験者とか乗ってくれそうなんですが、秋ぐらいに20人くらいでと妄想中。

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