昨日は伊豆高原での宿直、前半戦最後の富戸ヒルクライム（後半は3泊なのであとチャレンジできるのはあと1回ですが）。1本目の途中、宿の前でチェックイン時間前にお客さんが到着していて、宿にはまだ誰もいない状態だったのもあり、切り上げてお客さんの対応。
こういうことがあるから人生は面白い。上がってくるタイミングが5分前でも5分後でもよろしくなくて、こういうのを偶然と片付けることもできますが、個人的には運命とか引き寄せみたいなものだと思っています。一昨日、富戸のお不動さんに挨拶に行ったから……とか。
ちょっと話は逸れますが、富戸周辺をグーグルマップで見ていたら、不動さんが近くにあることが判明。ちょっと気になって足を運んでみたのですが、絶対に夜に参拝するのは無理というような場所にあって、最初は境内に近寄るのも躊躇したほど。
雰囲気があるというのはこういうことをいうのかなと思いながら、何となく入ることを許してくれたような気がしたので、境内に入って挨拶してきました。ただ長居できる感じではなかったので、挨拶してすぐに戻ろうとしましたが、その瞬間に雨が降ってきたのは何とも面白いものでして。
富戸には三島神社があって、そこが氏神様なんですが、どう見ても海の神様。宿は山に上る途中にあるので本来なら山の神様がいるはずなのになと思っていたのですが、きっとお不動さんが山の神様だったのでしょう。不動明王なので正確には山の仏様なんですが。
話を戻しましょう。1回目は16分41秒。2回目は16分22秒。根拠のない目標として決めたのが15分台なので、あと22秒縮めることなのですが、私くらいの走力だと22秒を縮めるというのは簡単なことではありません。距離にして100mくらいの差があるので。
ただ、今回は途中でお客さんの接客をしていて、3本の予定が2本になったので、2本目に出し尽くすということができます。なので最初から少し集中力を高めて走り出し、苦しくてもとにかく耐える気持ちでグイグイ進みます。
正直、途中で「これは目標達成かも」なんて思いました。でも現実は甘くないですね。16分11秒で自己ベストは11秒更新しましたが、目標としているタイムから11秒足りません。いったい、どうやってあと11秒も縮めればいいのでしょう。
ただ、いずれにしてもタイムは伸びています。ここでしっかりと1年くらい鍛えれば、14分台も見えてくるかもしれません（それは無理か……）。もっともここで自己ベスト更新をすることが目標ではなく、今回の目標はハルカススカイランでいいタイムを出すこと。
8月中に15分台が出なかったとしても、確実に走力は上がっています。それも中2日で大丈夫だったというのはかなり嬉しいこと。中2日というのは超回復を意識するときのトレーニングサイクルの基本。ただ46歳なわけですよ。回復が遅れる年齢なので、中2日では足りない可能性も感じていました。
でも中2日でちゃんと記録が縮まったわけです。まだまだ若い者には……とは言いませんが、そのトレーニングサイクルでいけるというのはちょっとした自信になります。もちろん負荷を掛けすぎたらダメになりますが、富戸ヒルクライム2〜3本くらいなら問題ない。
8月中に富戸ヒルクライムを走れるのはあと1回だけ。あとは東北横断ランですが、ちょっと天気が怪しくて悩ましいところ。小雨なら傘をさして走るのですが、大雨だと延期ですね。ここでのトレーニング結果が、東北横断ランに活かされるといいのですが。さてどうなることやら。
