いつ走れなくなる日が来てもいいように、全力で目の前のレースと向き合う

明日からJVC大阪大会(旧ハルカススカイラン)のために大阪入りします。いつもはそれなりに準備するのですが、いわて盛岡シティマラソンの前から調子が悪く、やや回復傾向にあるものの、レースの準備はできていないので、今回もしっかり走るだけで目標は定めず。

この状態がどこまで続くのかは分かりませんが、そろそろトレーニングの質は高めていこうかと。大阪から帰ってきたら、愛媛マラソンに向けて準備を開始しようかと。とはいえ、インターバル走と筋トレを入れるくらいで、特別な練習をするわけではありませんが。

もし調子が上がって来なくても、愛媛マラソンでサブ3.5を達成できるように、ベースを高めておくのが目的です。でも、ちょっとヒントのようなものが見えてきましたし、自分の走りというものを取り戻せそうな雰囲気もあるので、そこは焦らずしっかりと掴みにいこうかと。

VJC大阪大会は、その自分の走りを掴むためのきっかけになればいいかなとか考えています。今はトレーニングがまともにできていない状態ですので、レースという緊張感のある場で自分を追い込みながら、無理してでももがいてみたら、何か見つかるような気がします。

本当なら結果を求めるべきなのでしょうけど、流石にここまで体が思うように動かないと、多くを求めるのは無理。しかも練習ができていないわけですから、そんな状態でタイムを追うのは過去の自分に対して失礼。結果を求めていいのは、それに見合うだけの練習を積んだときだけ。

もちろん「私の場合は」ですけどね。他の人がどのようにしてレースに挑むのかは、その人の問題なので、自由にすればいいと思います。喜びも悔しさも、全部その人が背負うわけですから、私がどうしたらいいとか言うのは違います。ただ、私は練習ができてないのに頑張ると言えるタイプではないだけのこと。

情熱がないわけじゃないですよ。階段マラソンはこれからも出場し続けます。走れなくなって競技を引退するまでは。普通のマラソンもそうですけど、どこかでやめなくてはいけない時がやってきます。いや、そこまで続けられたら恵まれた方で、多くの人は走ることに情熱を失って走らなくなる。

私はそれだけは避けたいなと。できることなら、引退するときにも今と同じくらい、いや経験を積み重ねたことで、いま以上の情熱を抱えたまま引退したい。そういう意味では、走りながら命が尽きたら本望ですが、そんなことしたら迷惑しかかからないので、最後は畳の上で。

話が大きく逸れました。VJC大阪大会はおそらく、これまでにないくらい盛り上がります。大阪は大阪マラソンを開催できず、情熱がマグマとして溜まっている状態。いつ解き放たれてもおかしくなく、今回こうして大会が開催できることで、それが噴出する可能性があります。

そこに身を置いて、自分なりの言葉でレポートする。それがランニングジャーナリストとしての私の役割。ベストを尽くして走るだけでなく、そこで起きたことを見逃さず、自分自身の言葉で翻訳して、1人でも多くの人に伝えていく。それが私の仕事ですから。

ただ、そのレポートも情熱があるから書けること。私は派遣社員のためのサイトも持っていますが、情熱がないからまったく記事をアップしていません。ランニングだって、走らなくなったら、情熱を失ってRUNNING STREET 365を続けられなくなるかもしれません。

それがいつやってきてもいいように。思うようにコンディションを整えられなくなった今だから、それを余計に強く感じています。これが最後になったとしても後悔しない。そんな走りをしてこようと思います。それはVJC大阪大会だけでなく、これから走るすべての大会においても同じです。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

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